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世界ではしか流行中だが…入隊将兵を選別接種する韓国軍

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

はしかが世界的に流行する中、軍当局が今月2日から入隊将兵のための必須のMMRワクチンを選別接種していることが8日、把握された。 [EPA=聯合ニュース]

はしか(麻疹)が世界的に流行する中、韓国軍当局が今月2日から入隊将兵のための必須ワクチンMMR(はしか、おたふくかぜ・風疹)を選別接種していることが把握された。はしか流行で海外製薬会社がワクチン単価を引き上げ、MMRワクチンの需給が難航しているからだ。

複数の消息筋によると、国防部は最近、陸軍と空軍に新兵入所時にMMRワクチンを選別接種するよう公文書を送った。陸軍と空軍はこれまで入隊将兵全員にMMRワクチンを接種してきたが、まずは接種者を選定して接種を先に進めるべきという趣旨だ。


この公文書には、世界的なはしか流行と製薬会社の単価引き上げで調達庁がMMRワクチン関連の入札を取り消し、このため2026年にMMRワクチン需給計画に支障が生じたという内容があった。海外製薬会社は疾病管理庁の国家必須予防接種(NIP)に適用される価格より43%高い価格を軍当局に提示したという。


軍当局はMMRワクチン在庫量を考慮すると、当分は入隊将兵全員にワクチンを接種するのは無理があると判断した。このため2月2日からMMRの2次接種をしていない入隊将兵を優先して接種を進めることにした。軍当局は平均的に入隊将兵のうち約2%がMMRの2次接種をしていないと推定している。

2次接種の履歴がある将兵はワクチン普及が円滑になれば配置部隊で接種を進めることにした。この場合、入所期数別に接種を順次進める予定だ。軍当局は関連内容を兵営生活指導記録簿に記録し、個人に案内して脱落者を防ぐことにした。

MMRワクチン接種ははしか・おたふくかぜ・風疹予防のための国家予防接種事業の一環として行われる。通常、生後12~15カ月(1次)と4~6歳(2次)の計2回接種する。医療界では2次接種をすれば免疫力が獲得され、追加の接種が必要でないと見ている。

はしかは急性発熱・発疹性感染病で、患者1人が同じ空間の100人のうち90人を感染させるほど伝播力が強い。ウイルス潜伏期は7~21日だ。疾病管理庁によると、はしかは中東、アフリカ、東南アジア、米国、欧州などで流行している。昨年、米国では2000年のはしか退治宣言以降で最も多いはしか患者が発生した。カナダははしか退治国の地位を失うなど北米地域で拡大傾向が続いている。

保健当局は新型コロナ流行期にはしか予防接種が行われなかったり延期されたりした結果と見ている。韓国は世界保健機関(WHO)が認めたはしか退治国家だが、海外流入によって地域社会未接種・不完全接種者を中心にはしかが広がる可能性が高いというのが、保健当局の判断だ。



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