国際数学オリンピック(IMO)に2度出場し、いずれも満点を記録した韋東奕・北京大学数学科教授が講義をしている。[北京大学ホームページ キャプチャー]
2日付の中国紙・光明日報によると、北京大学は今月から韋氏を数学科の長期任用副教授として正式に任命した。北京大学は予備任用と長期任用制度を運用しており、長期任用教員は無期限契約を結び、正教授待遇を受ける。
1991年生まれの韋氏は山東省済南出身で、高校時代に第49・50回国際数学オリンピック(IMO)で2年連続満点を獲得した数学の天才として知られる。
2010年に北京大学へ入学した彼は、学士・修士・博士課程をすべて北京大学で修了し、2019年12月に数学科助教に就任した。特に流体の流れを計算するナビエ=ストークス偏微分方程式の研究における世界的権威とされる。彼の研究は、戦闘機開発に不可欠な流体力学の難題を解決し、ミサイル研究などに応用されている。
韋氏は2021年のメディアインタビューを通じて、質素な服装と倹約的な生活ぶりが知られるようになり、中国のネット上では「韋神」という愛称で呼ばれている。
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