2月1日(現地時間)、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催された第68回グラミー賞で「ICE OUT」のピンバッジを着用し、年間最優秀ソングライター(ノン・クラシック)を受賞するエイミー・アレン。ロイター=聯合ニュース
1日(現地時間)、米国ロサンゼルス(LA)で開催された第68回グラミー賞授賞式において、主要部門を除いた多数の賞を授与するプレミアイベント「Premiere Ceremony」では、ICEとトランプ政府の移民政策を批判し、取り締まり作戦の中止を促す発言が相次いだ。
「ラテンポップの女王」と呼ばれるキューバ出身の歌手グロリア・エステファン(68)はこの日、最優秀トロピカル・ラテン・アルバム部門の賞を受賞した後、「誰もがここにいたいと願う理由である民主主義の原則の核心を、大切に守り抜かなければならない」とし、「わが政府が、人間性(humanity)に対する私たちの訴えに耳を傾けてくれることを願う」と強調した。最優秀R&Bパフォーマンス部門のトロフィーを手にした歌手ケラーニもまた、「一つになれば私たちはもっと強くなれる。今、世界で起きているすべての不当な出来事に対して声を上げなければならない」と述べ、ICEを貶めて非難する言葉を叫んで受賞の感想を締めくくった。
最優秀カントリー・パフォーマンス(デュオ/グループ)部門の受賞者である歌手兼ラッパーのシャブージーは、ナイジェリア出身の第1世代移民である母親に感謝を伝えた後、「移民がこの国を建設した。この賞は、その方々とすべての移民の子供たちのためのものだ」と語り、大きな拍手を浴びた。
この日の会場には、ケラーニやシンガーソングライターのエイミー・アレンなど、多数の音楽家がICEの取り締まり作戦の中止を求める「ICE OUT」のピンバッジを付けて出席した。
ラテン系移民擁護団体「MareMotto」のジェス・モラレス・ロケット(Jess Morales Rocketto)事務局長はAP通信とのインタビューで、「音楽家は特に反抗的で、パンクロックの精神を擁護する」とし、「私たちがここで大きな支持を受けるのは当然だと思う」と述べた。オルタナティブ/インディ・フォークバンド「ボン・イヴェール」のメンバー、ヴァーノンは「ミネアポリスの現場で活動している人々は、いま本当に必要なことをしている。私たちは彼らに拍手を送る」と語った。
1月7日と24日、ミネソタ州ミネアポリスでレネー・グッドさん(37)とアレックス・プレッティさん(37)が相次いで移民取り締まり官の銃に打たれて死亡した事件をきっかけに、トランプ政府の移民取り締まりに反対するデモは米全土へ急速に広がった。30日には、全米46州250地域で同時多発的に開催されたデモが「ナショナル・シャットダウン(National Shutdown)」と命名され、「仕事をするな、学校へも行くな、買い物もするな」という形で行われた。「シャットダウン」には、今回の事件が米国社会を一時停止させるほど重要な事案であるという意味が込められている。
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