中国国家代表として、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ・オリンピック(五輪)に出場する谷愛凌(米国名アイリーン・グー)。AFP=聯合ニュース
最近、中国では谷に対し、「広告を撮って金を稼ぐ時は中国人、怪我をすれば米国に行って休む米国人」「中国を利用して富を蓄積した後、去ろうとしているのではないか」といった露骨な非難を浴びせた。谷がフォーブス(Forbes)が選ぶ世界女子選手収入で3位に入り、中国だけで100億円以上の収益を上げたと推定されたことで、大衆の視線が「憧れ」から「嫉妬」と「疑念」に変わったのだ。
いつも笑顔で「中国文化を愛している」と語っていた谷も、今回は黙っていなかった。1月21日、自身のSNSで「あなたたちは祖国のために何をしたのか」と直撃弾を放った。これは単なる釈明ではなく、自身の成果を否定する世論に対する明らかな「宣伝布告」だった。中国メディアは「谷のメンタルがついに限界に達したようだ」と懸念するほどだった。一方、米フォックスニュースなどの保守メディアは、谷を「米国の裏切り者」「日和見主義者」と猛烈に批判している。
「米国にいる時は米国人、中国にいる時は中国人」という谷の過去の発言は、米中対立が激化する現時点において双方から歓迎されず、「コウモリ(二股をかける者)」扱いを受けている。谷は、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ・オリンピック(五輪)で再び五星紅旗をつけてフリースタイルスキー3冠に挑戦する。
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