ドナルド・トランプ米大統領が29日(現地時間)、ワシントンD.C.のホワイトハウス閣議室で開かれた閣議の場で、発言に耳を傾けている。[AFP=聯合ニュース]
ミネソタ州で発生した、米国市民に対する移民取り締まり当局による銃撃死亡事件をめぐる論争が全米を揺るがす中、関連質問を最初から遮断しようとしたのではないかとの見方が出ている。
◇異例の短時間会議…質問を拒んだトランプ氏
トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスで主宰した閣議が約1時間進んだ時点で、「ただ、出席したすべての人に感謝を伝えたい」と述べた。これは、トランプ大統領が通常、会議や冒頭発言を締めくくる際に用いてきた表現だ。
続いてトランプ大統領は、「私の内閣は本当に素晴らしかった。3時間以上続けるより、こちらの方がずっといい」と述べ、会議を終える意思を示し、向かいに座っていたJ・D・バンス副大統領に締めの発言を促した。
発言権を得たバンス副大統領は、「私はここに無料のコーヒーを飲みに来た」と述べ、「このグループとともに仕事を始められて光栄で、米国民のために多くの良い仕事ができていることを誇りに思う」と簡潔に語った。これを受けてトランプ大統領は「ありがとう」と述べ、会議を終えた。通常どおり記者から質問が飛んだが、トランプ大統領は首を横に振り、質疑応答に応じなかった。
トランプ大統領は昨年8月、3時間17分にわたって閣議を行い、その様子を報道陣に全面公開していた。これに対しこの日は、会議の途中で「数人にだけ発言をお願いする。テーブル全体を回ることはしない」と述べ、「短い会議」になることを示唆していた。
また、公の場で眠気をこらえきれない様子を見せ、「健康不安説」が取り沙汰されたことについて、「私はあまり眠らないが、(前回の会議で)何人かが、私がまばたきしている様子を捉えた」とし、「もし私が眠そうにしていたなら、私の隣の2人(マルコ・ルビオ国務長官とピート・ヘグセス国防長官)が『ボス、起きてください』と言って起こしていたはずだ」と語った。
「銃撃をめぐる論争」に追い込まれたトランプ氏…短時間で会議終了、首を横に振り質疑応答に応じず(2)
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