韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が27日、ソウル大学病院葬儀場に設けられた故・李海瓚(イ・ヘチャン)元首相の弔問所で、涙をぬぐっている。右は李海瓚元首相の妻、キム・ジョンオク夫人。[青瓦台写真記者団]
李大統領は午後6時ごろ、金恵景(キム・ヘギョン)夫人とともに弔問所を訪れた。黒のスーツにネクタイ姿の李大統領は、遺影の前で国民勲章・無窮花(ムグンファ)章を自ら追叙した。李元首相の妻であるキム・ジョンオク夫人ら遺族とあいさつを交わす中で、ハンカチを取り出して目元をぬぐった。民主党の非主流派だった李大統領は、城南(ソンナム)市長時代から故人を政治的な師として仰いでいた。故人は危機のたびに、李大統領の盾となってきた。
これに先立ち午後4時20分ごろには、文在寅(ムン・ジェイン)元大統領が金正淑(キム・ジョンスク)夫人とともに弔問所に到着した。故人の遺影の前に立った文元大統領は、硬い表情で黙礼した後、遺族と順に握手した。李元首相は、文在寅政権発足の翌年である2018年8月に民主党代表に選出され、党を率いた。故人の指揮の下、民主党は2020年の第21代総選挙で、地域区163議席など計180議席を確保する圧勝を収めた。この日の文元大統領の弔問には、金太年(キム・テニョン)、尹建永(ユン・ゴンヨン)、コ・ミンジョン民主党議員と、丁世均(チョン・セギュン)元国務総理、朴映宣(パク・ヨンソン)元中小ベンチャー企業部長官ら、「親文系」の政治家が同行した。
盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の夫人である権良淑(クォン・ヤンスク)氏も弔問所を訪れた。娘婿の郭相彦(クァク・サンオン)民主党議員と、韓明淑(ハン・ミョンスク)元国務総理、盧武鉉政権時代に青瓦台(チョンワデ)社会調整秘書官を務めた趙承来(チョ・スンレ)民主党事務総長らが、葬儀場の入り口で権氏を迎えた。権氏は焼香・黙祷を終えた後、泣き崩れる遺族を抱きしめて慰めた。
李在五(イ・ジェオ)民主化運動記念事業会理事長も弔問所を訪れた。李理事長は「李元首相とは在野の時代にも、国会議員としても一緒に活動し、国会で外務委員会(現・外交統一委員会)を務めていた時には海外国政監査にも一緒に行き、特別に親交を深めた」とし、「10年余り年下の後輩が亡くなり、胸が痛む」と語った。
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