23日午後、人気アイドル歌手のコンサートが行われた仁川(インチョン)インスパイア・アリーナ周辺で、「空車ランプ」を点けて駐車しているタクシー。チェ・モラン記者
インスパイア・アリーナは、空港鉄道・仁川空港第2ターミナル駅から直線距離で3.8キロ。メーターを使用すれば料金は1万ウォン前後だ。「5万ウォン」という運賃に、その外国人は別のタクシーへと歩いて行った。中国から来たというシーウェイさん(26)は「以前、高陽市(コヤンシ)でコンサートを見た後、ソウルに戻るのに15万ウォンを払ったことがある」とし、「コンサートは楽しかったし、会場もとても良かったが、タクシーは最悪だ」と話した。チェさん(23)も「近距離の行き先の韓国人客を断るタクシーも多い」と語った。
◇ぼったくり料金に観光客の不満続出
自治体は、ぼったくりタクシーへの対応に頭を悩ませている。外国人観光客が多く訪れる公演会場や観光地を中心に、一部のタクシー運転手が高額な料金を要求する事例が後を絶たない。仁川市の場合、仁川空港一帯で苦情が集中している。26日、仁川市によると、昨年、仁川空港およびインスパイア・アリーナ周辺で受け付けられたタクシー関連の苦情件数は360件に上った。ただし、その多くは他地域のタクシーに対する不満だという。
仁川空港とインスパイア・アリーナ一帯はタクシーの共同営業区域で、ソウルや高陽(コヤン)、金浦(キンポ)、富川(プチョン)、光明(クァンミョン)などの京畿(キョンギ)地域のタクシーも営業が可能だ。実際、仁川空港はもちろん、インスパイア・アリーナ周辺には、常にソウルや京畿地域のナンバープレートを付けたタクシーが並んでいる。仁川市タクシー運輸組合の関係者は「仁川空港一帯が共同営業区域であることを知らない人が多く、問題が起きると仁川のタクシーが非難を受ける」とし、「インスパイア・アリーナ一帯まで共同営業区域に指定しているのは問題があると思い、昨年7月に国土交通部に共同営業区域の縮小を提案した」と述べた。
1万ウォンの距離を「雪だから5万ウォン」…韓国のイメージを損なう“ぼったくりタクシー”(2)
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