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179人死亡した務安空港旅客機事故、「コンクリート構造物」の違法性が遡上に…「知らなかった」責任避ける元空港庁長らを「叱咤」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

12・29旅客機惨事真相究明のための国政調査特別委員会現場調査団が20日、務安(ムアン)空港事故現場を訪れ、遺族らと共に現場調査をしている。 [ニュース1]

「12・29チェジュ航空旅客機惨事」の被害を拡大させた原因に挙げられた全羅南道務安(ムアン)国際空港の「ローカライザー(Localizer、方位角施設)」構造物の補完要求が黙殺されたことをめぐり、当時のソウル地方空港庁長が「記憶していない」と証言し、議員らの叱咤を受けた。

イ・ソクアム前ソウル地方空港庁長は22日、国会で開かれた「12・29旅客機惨事真相究明のための国政調査特別委員会」聴聞会に証人として出席し、「2004年に庁長を務めた当時、ローカライザーに関する問題が提起されたことは私の記憶にはない」と述べた。当時ソウル空港庁は務安空港の開港を準備する建設工事を発注した。


イ氏は「韓国空港公社がローカライザーに対する補完を要求したという報告自体を受けていないのか」という国民の力の金素熙(キム・ソヒ)議員の質問に「そうだ」と答えた。イ氏は「当時は工事の工程率などを把握するのに主眼点を置いていた。午前にいつも幹部とティータイムを持ったが(ローカライザー補完問題は)聞いたことがない」と話した。


金議員によると、空港公社は2004年と2007年の2度にわたり「ローカライザーの構造物が基準に合わない障害物と見なされる」として補完を要求した。しかし2004年当時にローカライザー施設工事を総括管理したイ氏はこれを認知できなかったという趣旨で証言した。

務安空港が開港した2007年にソウル地方空港庁長を務めたチャン・ジョンシク元庁長もこの日、国会でローカライザー構造物に対する補完要請を受け入れなかった理由を問われると、「当時、上級機関の航空安全本部の指示に基づいて開港を準備しただけ」という趣旨で答えた。

これに対し国民の力所属の李亮寿(イ・ヤンス)特別委委員長は「核心意思決定過程にいた方が記憶していないと言っている。警察で事実確認が行われなければいけない」とし、警察の捜査を要求した。民主党の金相旭(キム・サンウク)議員も「見方によっては業務上過失」とし「公訴時効の問題があるだろうが、規定を確認せず工事が進行された部分は十分に捜査できる部分」と話した。

この日の聴聞会に出席した兪在成(ユ・ジェソン)警察庁長職務代行は「十分でない部分に対しては今日、家宅捜索に入った状況」とし「追加で責任を負うべき人がいるなら捜査する」と明らかにした。

全南警察庁はこの日午前、ソウル地方空港庁、韓国空港公社およびローカライザー関連会社など9つの機関の11カ所を家宅捜索し、務安空港のローカライザー設置・管理に関する資料などを確保した。

警察は事故直後からコンクリート素材の務安空港の構造物が航空に関連した各種国内外法規や基準に合わない施設とみて調査してきた。空港施設法と国土部細部指針および例規などには「(空港のローカライザーは)容易に破損する装着台に設置しなければならない」で明示されているが、務安空港はこれを違反したというのが警察の判断だ。

1月に公開された国土交通部航空鉄道事故調査委員会の報告書でも「ローカライザーの構造物がコンクリート構造でなかったり、存在していなければ、これに衝突した飛行機の大型惨事は発生していなかったはず」という内容があった。

務安空港では昨年12月29日午前9時3分ごろ、チェジュ航空の旅客機が滑走路に胴体着陸を試みたが、ローカライザーが設置されたコンクリート構造物と衝突して爆発し、179人が死亡した。



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