金価格が初めて1匁100万ウォンを突破した。地政学的リスクで安全資産に投資が集まったためだ。[中央フォト]
韓国金取引所によると、21日基準で純金1匁(3.75グラム)の消費者買い入れ価格は100万9000ウォン(約10万8922円)を記録して100万ウォンを突破した。昨年初めに53万ウォン水準だった金価格は1年で90%近く上がり連日新記録を更新している。
国際金相場もやはり21日に1オンス当たり4800ドルを超え取引時間中に4885ドルまで上がるなど急上昇を継続した。
こうした金価格の高騰は複合的な地政学的リスクが安全資産選好心理を刺激したためと分析される。
年初からベネズエラとイランの政局混乱に続き、最近のトランプ米大統領のグリーンランド領有構想が触発した米国と欧州連合(EU)の対立が決定的な起爆剤になった。
トランプ大統領が21日に欧州8カ国に対する関税施行の方針を電撃撤回し一息ついたが依然として市場不確実性が資金を金市場に引き込んでいる。
金だけでなく銀価格も強気を見せる。銀は産業用の需要拡大と供給不足が合わさり買い入れ額基準2万2180ウォンで取引された。投資熱から韓国初の金現物ETFである「ACE KRX金現物ETF」の純資産額は最近4兆ウォンを超えた。
専門家らは今回の上昇が短期的問題を超え構造的変化を伴っていると診断する。キウム証券のシム・スビン研究員は「地政学的リスクが緩和される場合、短期的な価格調整がありえるが長期的には上段をより高めていく流れが続くだろう」と予想する。
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