資料写真(写真は記事の特定内容と関係ありません)[Pixabay]
香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などによると、香港警察は赤ちゃんを抱いたままマラソンに参加した男性について、児童虐待の疑いがあるとの通報を受理し、関連事実を調査していると21日(現地時間)、明らかにした。警察は前日、中国本土出身の男性が児童虐待を犯したとの通報を受けていた。
この男性は18日午前に行われたスタンダードチャータード香港マラソンに参加し、赤ちゃんを抱いたまま走っていたところ、大会関係者によって制止された。主催側は競技規則違反を理由に、該当の参加者を失格処分とした。
SNS上で共有された動画には、男性が抱っこ紐で赤ちゃんを胸に固定したまま、フルマラソンに臨む姿が映っていた。片手で赤ちゃんの首を支えながら比較的ゆっくりとした速度で移動していたものの、走る過程で赤ちゃんの頭が上下に揺れる場面が捉えられ、批判が相次いだ。大会側の管理不足を指摘する声も上がっている。
公式記録によると、この男性は午前6時25分に出発し、約15キロを2時間20分で走破した。平均時速は約6.5キロだった。その後、現場で制止されたため完走はしていない。
ベビーカーを利用して子供と一緒にレースに参加する事例は時折見られるが、赤ちゃんを胸に固定し、バックパックまで背負った状態で走る姿は極めて異例だと同メディアは伝えた。
大会を主催した香港陸上競技連盟(HKAAA)は声明を出し、「ランナーは公式の競技規則を順守しなければならず、レース中に自分自身や他人に危険を及ぼす可能性のあるいかなる行為も慎まなければならない」と発表した。続けて「大会関係者は安全確保のため、競技中に該当の違反ランナーに対し、直ちに棄権して競技場を去るよう要請した」と説明した。この男性は、今後の大会への参加も禁止された。
警察によると、この男性は中国広西チワン族自治区南寧市に居住する中国人で、マラソン参加のために香港を訪れ、現在はすでに帰国している状態だ。警察関係者は「この男性に対し、召喚の時期を調整して捜査を継続する方針だ」と述べた。
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