米国のスコット・ベッセント財務長官。
ベッセント氏は同日、NBCとのインタビューで「米国が支援を打ち切れば、ウクライナではおそらくすべてのことが崩壊するだろう」と語った。続いて「1世紀以上にわたり、歴代の米大統領はグリーンランドの獲得を望んできた」と述べ、トランプ氏による突発的な試みではないことを強調した。あわせて「トランプ大統領は今年や来年を超え、北極圏で起こりうる戦闘を見据えている」と付け加えた。グリーンランド併合の理由が安保目的であることを強調する狙いがある。
また、「ロシアや他の国がグリーンランドを攻撃すれば、(米国もこれに)引きずり込まれることになる」とし、「それならばグリーンランドを米国の一部とし、“力による平和”を成し遂げる方が賢明だ」と主張した。ベッセント氏は、トランプ大統領がグリーンランドに軍を派遣した北大西洋条約機構(NATO)加盟8カ国に対して関税を課すと表明したことについても、事実上の報復措置であることを隠さなかった。ただし、「NATOの一員としては留まる」と言及した。
トランプ大統領もまた、安保問題であることを再三強調した。同日、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」を更新し、「NATOは20年もの間、デンマークに対し『グリーンランドからロシアの脅威を追い払わなければならない』と言い続けてきたが、デンマークは何一つできなかった」とし、「今こそその時であり、完遂されるだろう」と述べた。
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