京畿道の平沢港に輸出用コンテナが積み上げられている。[写真 ニュース1]
品目別では半導体輸出額が46億3700万ドルで前年同期より45.6%増加した。半導体は人工知能(AI)需要増加などで広帯域メモリー(HBM)だけでなく一般サーバー用DRAM価格も大幅に上がりスーパーサイクルに乗っている。このほか石油製品が13.2%、無線通信機器が33.7%と2桁の増加率を見せた。
これに対し半導体とともに韓国の輸出を牽引していた乗用車は輸出額が10億1900万ドルで前年より24.7%減少した。このほか鉄鋼製品が18.7%減、船舶が12.7%減、自動車部品が19.5%減、精密機器が12.1%減、家電製品が50.1%減など前年比で輸出が減った。
韓国の輸出で「半導体錯視」は深刻になった。半導体錯視は半導体景気の好況で鉄鋼、二次電池、化学など既存の韓国主力産業の不振が隠れる効果だ。1月1~10日の輸出額のうち半導体が占める割合は29.8%で前年同期より9.8ポイント拡大した。全輸出額で半導体が占める割合は米国の相互関税が発表された昨年4月の20.1%から拡大が続き、昨年12月には29.8%まで上昇した。昨年年間基準では24.4%を記録した。
地域別では米国向け輸出が14.7%減少した。米国は1日平均でも8.6%減少した。米国の関税の余波による乗用車輸出減少などが影響を及ぼしたと分析される。このほか欧州連合(EU)向け輸出も31.7%減り振るわなかった。
輸入は182億ドルで4.5%減少した。品目別では原油が2.2%、石油製品が0.3%増加したのに対し、半導体が7.4%、ガスが42.0%、機械類が3.9%減少した。ガスや石炭などエネルギー輸入額は10.9%減った。輸入額が輸出額を上回り貿易収支は27億ドルの赤字を記録した。
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