トランプ米大統領(右)とマクロン仏大統領 [ロイター=聯合ニュース]
トランプ大統領は6日(現地時間)、ワシントンの文化芸術公演会場トランプ-ケネディセンターで開かれた連邦下院共和党議員修練会で演説し、自身が昨年マクロン大統領に医薬品価格の引き上げを強要したと主張した。
トランプ大統領の主張によると、過去の電話でマクロン大統領に「我々が要求するすべてのことを受け入れなければ、フランスから入ってくるすべての製品に25%の関税を課す」と伝えた。これに対しマクロン大統領は「いや、いや、そのようにはできない」と答えた。トランプ大統領が「できる。そうする」と反論すると、マクロン大統領は要求にすぐに屈服したという。
マクロン大統領は「取引が成立したドナルド、私は処方薬の価格を200%でも何でも引き上げたい。光栄だ。あなたが望むものは何でも、ドナルド。しかしどうか国民に話すのはやめてほしい」と懇請したと、トランプ大統領は主張した。トランプ大統領はこの過程でマクロン大統領の声を真似た。
トランプ大統領が両首脳間の医薬品価格関連の対話を公開したのが今回が初めてではない。昨年12月にも、マクロン大統領に「医薬品価格を2、3倍に引き上げなければすべての製品に25%関税を課す」と通知すると、「電話機の向こう側で死んだような沈黙が流れた後『分かった』」という返答があったと主張した。
トランプ大統領のこうした主張をめぐり、仏大統領府の関係者は当時、日刊フィガロに「全く話にならない」と一蹴した。
この関係者は「毎日、数百万のフランス人が薬局に行くが、この数カ月間、医薬品価格が全般的に安定的に維持されていることを知っている」とし、さらに国家元首が医薬品の価格を決めるのではないと伝えた。
実際、昨年の関税交渉以降、フランスでは医薬品価格に関する大統領の発表や決定は1件も出ていない。
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