昨年9月12日、北極航路の主要経由地であるグリーンランド・ナルサップ氷河周辺の流氷の間を、一隻の船舶が通過している。地球温暖化の影響で北極の海氷面積が減少し、北極航路の開発スピードが加速している。ウ・サンジョ記者
6日、同部によると、韓国政府は年内に3000TEU級のコンテナ船を釜山(プサン)からオランダのロッテルダムまで試行運航する計画だ。北極の氷が溶ける今年9月前後の運航を目標としている。これに先立ち、2013年から2016年にかけて韓国船社が5回にわたり北極航路を運航したことがあるが、通年運航が可能かどうかは不透明だという理由で中断していた。
今回の試行運航は、北極航路の中でもロシア領海を経由する北東航路を通過するルートだ。海洋水産部の金晟範(キム・ソンボム)長官職務代行は5日の記者会見で、「ロシアが北極航路水域の通過に関して許可を求めてくることもあるので、海上の状況共有など多方面で協力することが重要」としながらも、「西側諸国のロシア制裁に韓国も参加している立場から、これをないがしろにすることもできないため、両方の事情を両立できる方策を模索したい」と述べた。
韓国政府が外交的な難関にもかかわらず北東航路に力を入れる理由は、それだけ経済的価値が大きいためだ。スエズ運河を通過する従来のルートよりも、運航距離は最大40%(約7000キロ)、運送期間は10日以上短縮することができる。韓国海洋水産開発院の分析によると、釜山からロッテルダムまで移動する際、北東航路の1回あたりの運航費用は300万ドル(約4億7000万円、夏季基準)で、スエズルート(383万ドル)に比べて22%ほどコストを抑えることができる。
氷河を突き進み航路を切り拓くには砕氷船が必要だ。造船業の活性化により、釜山など東南圏の経済復活に対する期待もある。韓国政府は2030年までに、耐氷・砕氷コンテナ船の建造技術を国産化するという目標を掲げている。
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