3日(現地時間)に死亡したケニアのスーパータスカーのゾウ、クレイグ。[AP=聯合ニュース]
ケニア野生動物管理局(KWS)は3日(現地時間)、声明で「地面を掃くかのような巨大な牙と威厳ある姿で知られたスーパータスカーのクレイグが、54歳で死亡した」と発表したと、AP通信が報じた。
現地放送局NTCは、クレイグの死亡を受け、市民の追悼が続いているとし、「アフリカに残る数少ないスーパータスカーのゾウの一頭だ」と伝えた。
ゾウの保護団体であるアンボセリ財団は、クレイグは自然死だったとした上で、「クレイグが自然な形で生を全うできるよう尽力してくれたすべての人々に感謝する」と述べた。
クレイグは、ケニア南部のタンザニア国境に接する野生動物保護区、アンボセリ国立公園の名物として、観光客に親しまれてきた。KWSは、クレイグが穏やかな性格で、「観光客が写真を撮る際、しばしば辛抱強く立ち止まっていた」と振り返った。
クレイグは2021年、ビール製造会社である東アフリカ・ブルワリーズ(EAB)の人気ビール「タスカー」を通じて、公式スポンサーの支援を受けたこともあると、AP通信は伝えている。
スーパータスカーは、地面に届くほど非常に長い牙を持つアフリカゾウで、現在、野生では20頭余りしか残っていないと推定されている。巨大な牙は主に40歳以上のオスに見られ、片側で45キログラムを超えるとされている。
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