3泊4日間、中国を国賓訪問する韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領と金恵景(キム・ヘギョン)夫人が4日午後、中国・北京首都国際空港に到着している。中国側からは陰和俊科学技術部長(金夫人の右側)が空港で夫妻を出迎えた。国賓訪中では長官級が出迎えるのが外交プロトコルだが、科学技術部長が出てきたのは、先端科学技術分野での協力趣旨を示したものと解釈される。青瓦台写真記者団
台湾聯合報と公共通信社である中央社は4日、情報機関関係者の言葉を引用し、中国が韓国に「4つの要求と4つの約束(4要4答)」を提示したと報じた。
中国の要求事項は、1つ目に韓国が習近平国家主席と会談する際、必ず公開の場で「一つの中国」政策を順守すると改めて明らかにするという内容だ。2つ目は、米国との国防産業協力に関連した製品、たとえば軍艦などをインド太平洋地域で運用してはならないという要求だ。
3つ目は、中距離ミサイルシステム「タイフーン(TYPHOON)」の配備を拒否するよう求めるものだ。射程距離2500キロの新型ミサイル「タイフーン」は、2024年にフィリピンに配備された。4つ目は、在韓米軍が地域で任務を拡大することに反対せよという内容だ。これは在韓米軍が台湾有事の際に投入されるのを防ごうとする狙いとして解釈される。
これに先立ち李大統領は、2日に放送された中国中央テレビ(CCTV)のインタビューで「一つの中国を尊重するという立場は変わらない」と述べ、「一つの中国」政策を再確認した。
中国は4つの要請に対する見返りとして4つの約束を提示したと台湾メディアは伝えた。▷ハンファオーシャンの子会社に対する制裁を正式に解除し、▷「限韓令」を廃止して韓国芸能人の中国公演を許可すると約束し、▷中国人観光客の韓国旅行を昨年基準で今年上半期に3倍、下半期に5倍へ拡大すると約束し、▷金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長との対話が実現するよう協力を約束するが、ただし韓半島の非核化反対は含めない--という提案だ。
韓国外交部当局者は4日、台湾メディアの「4要4答」報道について「事実無根」と明らかにした。韓国外国語大学のカン・ジュニョン教授は「台湾が韓中関係を牽制(けんせい)しようとする狙い」とし、「『4要4答』は非対称・非等価の交換で、実際に取引が行われる可能性は低い」と指摘した。
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