左から崔泰源氏、具光謨氏、金升淵氏、許兌秀氏、辛東彬氏。
まず経済政策の責任を負う具潤哲(ク・ユンチョル)副首相兼財政経済部長官は昨年12月31日、「来年も世界的技術覇権戦争と自国優先主義の通商外交が続き容易でない状況が展開するだろう。どんな危機が迫っても揺らがない堅固な経済体制を構築することにあらゆる政策能力を集中する」と明らかにした。
「K字形成長」に対する懸念も出てきた。韓国銀行の李昌鏞(イ・チャンヨン)総裁は2日の新年辞で、「今年成長率が1.8%で潜在水準に近付く見通しだが、半導体景気に押され成長を主導するIT部門を除けば成長率は1.4%にとどまり体感景気との乖離が大きいだろう。新産業を育成して成長基盤を多角化するなど構造転換努力を継続しなければならない」と強調した。
◇政府は「安定」、財界は「革新」、金融は「転換」を強調
財界は革新と人工知能(AI)への転換を掲げた。
SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は「AI時代はいま幕が上がった段階にすぎず、今後市場は現在とは比較できないほど巨大で機会も無限だろう。われわれが持っている能力に対する自負心と確信でさらに大きな世界的舞台に進もう」と話した。LGグループの具光謨(ク・グァンモ)会長は「技術のパラダイムと競争のルールは変わり顧客の期待はさらに高まっているのでこれまでの成功方式を超え新たな革新で跳躍しなければならない」と注文した。
ハンファグループの金升淵(キム・スンヨン)会長は韓米造船協力のMASGAプロジェクトを通じてハンファが韓米関係の核心パートナーの役割をしていかなければならないと話した。HD現代の鄭基宣(チョン・ギソン)会長は今年独歩的技術と恐れることのない挑戦、健全な組織で不確実な経営環境を乗り越えていこうと注文した。
GSグループの許兌秀(ホ・テス)会長は新年を「AIビジネスインパクト」の元年に決めるという抱負を明らかにした。許会長は「グループが保有する能力を有機的に結集するならば新たなビジネスチャンスを創出し市場を先導する競争力を確保できる」と明らかにした。ポスコグループの張仁和(チャン・インファ)会長は破壊的革新と持続可能な収益構造を強調した。張会長は「経営環境がいつになく厳しい」としてAI転換を通じた破壊的革新を注文した。斗山(トゥサン)グループの朴廷原(パク・ジョンウォン)会長も「全社的能力を集めてAX(人工知能転換)を加速化しよう」と注文した。朴会長は「速やかなAX推進を通じ既存製品の知能化と新たなビジネスモデル創出、ポートフォリオ拡張を図ろう」と話した。
新年辞に見る今年の韓国経済…「自国優先主義に備え」「AI時代、国際舞台へ」(2)
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