10月29日、山東省青島港に停泊している韓国仁川(インチョン)行きの貨物船。新華社通信
歴史都市・慶州(キョンジュ)で開かれた「第32回アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議」に出席した後、両国首脳は友好的な雰囲気の中で深い意思疎通と交流を行い、一連の協力に合意した。
そのため、習主席の今回の訪問は中韓関係の安定と活性化に向けた戦略的方向性を示し、実務協力に強力な動力を注入し、両国関係の新たな章を開くためのしっかりした土台を築いたというのが関係者の意見だ。
◇ 未来のための揺るぎない土台
今年の中韓ハイレベル対話は、両国関係の新しい章を開くための強固な基盤を整えた。習主席の国賓訪問期間、韓国側は最高水準の歓待で迎えた。豊かな文化遺産を誇る慶州国立博物館で歓迎式典が開かれ、伝統衣装を着た儀仗隊が道沿いに並び、李大統領との会談場所まで習主席を護衛した。
李大統領との会談で習主席は、中国と韓国は引っ越すことのできない隣人であり、切っても切れないパートナーだと述べたうえで、国交樹立から33年間、両国は社会制度やイデオロギーの違いを越えて各分野の交流と協力を積極的に推進し、相互成果と共同繁栄を実現してきたと語った。
李大統領は、習主席の国賓訪問が両国関係において非常に重要な意味を持つと強調した。そして、韓国は中国との関係を非常に重視しており、両国の友好協力関係をさらに発展させるため中国と協力する準備ができていると明らかにした。
こうした前向きな雰囲気は、6月に習主席が李大統領と電話会談を行ったときにすでに形成されていた。習主席は、健全で安定し、日増しに深化する中韓関係は、両国国民の根本的利益に合致し、地域および世界の平和・安定・発展・繁栄にも寄与すると強調した。
ここ数年、両国関係は困難に直面してきたが、関係者は、両首脳の戦略的指導の下、今年は関係が安定したと評価している。
韓国グローバル戦略協力研究院のファン・ジェホ院長は、首脳外交が両国関係に明確な方向性を示すことで、両国が制度上の違いを越え、相互尊重と利益を基盤に共同発展を進められるようになったと述べた。
韓国の盧載憲(ノ・ジェホン)駐中大使は、習主席の国賓訪問の成功が両国関係に新たな章を開いたとし、両国間の交流と協力が相互信頼を強化し、地域の安定と繁栄のための堅固な土台を築いたと評価した。
「雨のあとの虹」…経済・人的交流の拡大で結びつきが一段と強まる中韓関係(2)
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