現代自動車グループの車が世界的な車両安全評価で最高水準の安全性を備えたと評価されている。今年現代自動車の水素電気自動車「ニューネクソ」の衝突評価を進めている様子。[写真 ユーロNCAP]
自動車業界によると、現代自動車と起亜は今年IIHSの総合評価で車両21モデルが▽TSP+(トップセーフティピックプラス)と▽TSP(トップセーフティピック)を取得した。フォルクスワーゲンとホンダはそれぞれ9モデルが選ばれ後に続いた。また別の世界的安全評価であるユーロNCAP(新車安全性評価)でも現代自動車2モデル、起亜4モデルが最高等級の星5つを得た。
IIHSは1959年に米国の大手保険会社が設立した非営利団体で、毎年米国市場に出た車を対象に安全評価をする。保険会社の立場では人があまり負傷せず車両損傷が少ないほど保険金支出が減るため評価基準が厳格なことで知られる。これに対し業界では「世界で最も厳しいテスト」と呼ぶ。
今年はIIHSが前面衝突評価規定を強化したが、現代自動車グループは競合会社よりも良い評価を受けた。メルセデス・ベンツの「Eクラス」は今年TSP等級を取得できず、2021~2022年連続で1位を占めたボルボもTSP等級は3種にとどまった。
1990年代まで現代自動車の品質は低評価を受けた。米国のトークショーで「宇宙船の計器パネルに現代自動車のロゴを付けたら操縦士が(宇宙船が故障するかと思い)驚いて帰還をあきらめるだろう」(1998年)という皮肉が出てくるほどだった。米国市場で販売された「トラジェXG」は6カ月間で5回のリコール判定を受け、中型車と小型車に関係なくリコールが続いた。
これに対し鄭夢九(チョン・モング)名誉会長は99年の会長就任直後、毎月2回の「品質会議」を新設した。会議の日の午前7時30分、全役員だけでなく部品メーカー代表まで緊張するほかなかったという。「それはわれわれの誤りではない」と責任を転嫁する時は間違いなく激しい叱責が落ちた。この時に始まった「安全・品質への執着」は現代自動車グループのDNAとして刻みつけられた。
2021年に鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は就任後初めての新年辞で「品質と安全が確保されなければ何の意味がない」と強調した。ある行事で青年らが鄭会長に夢が何かと尋ねた時も「私は(車両移動で)人と人を実際につなぐ仕事をしている。人々が会う時安全に移動できるように自動車をしっかり作ることが私の夢」と話した。
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