7月30日夕方、ソウルの清渓川を訪れた市民が足を水につけるなど散策を楽しみながら暑さをしのいでいる。[写真 ニュース1]
韓国気象庁は30日、1912年から2024年まで気候変動特性を分析した「韓国113年気候変動分析報告書」を刊行した。今回の報告書には1900年代初めから記録が存在するソウル、仁川(インチョン)、木浦(モクポ)、釜山(プサン)、大邱(テグ)、江陵(カンヌン)の6地点の気温や降水量などの長期気候変動特性が盛り込まれた。
◇この10年で0.9度上昇…温暖化加速化
報告書によると、この113年間で韓国の年平均気温は10年当たり0.21度ずつ上昇する傾向を見せた。2020年代の年平均気温は14.8度で、1910年代の12度より2.8度上がった。1910年代から2010年代まで100年で1.9度上昇したのに対し、2020年代までの10年間ではその半分に当たる0.9度上昇した。
年平均気温が最も高い年10位のうち過去10年のうち7つの年が含まれた。2024年が15.4度、2023年が14.8度、2021年が14.5度で1~3位を記録した。
猛暑日と熱帯夜の日数もやはり2010年代以降急激に増加した。2020年代には猛暑日が16.9日、熱帯夜が28.0日で最も多く発生した。110年前の1910年代と比較すると猛暑日は2.2倍、熱帯夜は4.2倍に増えた。
都市地域の場合、ヒートアイランド効果などの影響で夜の気温が大きく上昇した。都市と非都市の1973年から2024年の52年間の気温平均値を比較した結果、最高気温は大差なかったが最低気温は都市が非都市より1.3度高かった。熱帯夜の日数もやはり都市で2.2倍多く発生した。
◇夏25日増え冬22日短く
季節の境界も崩れた。1912年から1940年の30年間に平均98日だった夏は1995年から2024年の最近30年には平均123日で25日増えた。2015年から2024年の10年間では平均130日とさらに長くなった。
これに対し、冬は同じ期間に平均109日から平均87日と22日減少した。最近の10年間の平均は86日だった。
◇集中豪雨増え…気象庁長「猛暑・豪雨対応体系改編」
集中豪雨も過去より頻繁になる傾向が明確に確認された。113年間開いた降水日数は毎10年党0.68日ずつ減少したこれに対し、年間降水量は17.83ミリメートルずつ増加した。集中豪雨(1時間最多降水量50ミリメートル以上)日数やはり10年ごとに0.04日ずつ増えた。季節別では夏と秋季に降水量が増加したが、冬季には降水量と降水日数全部減少する傾向が目立った。
気象庁の李美善(イ・ミソン)庁長は「最近の気候変動は類例がない気温上昇とともに猛暑、熱帯夜、豪雨、日照りなどさまざまな極限現象が同時多発的に現れ地域別の違いも強まっている。猛暑重大警報と熱帯夜注意報の新設、豪雨緊急災害メールの拡大など猛暑・豪雨対応体系を改編する」と話した。
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