現代自動車の電動化モデル「アイオニック9」は、米国高速道路安全保険協会(IIHS)の衝突安全評価で、前面・側面、衝突防止システムなどすべての項目で最高等級の「優秀(Good)」を獲得した。[写真 現代自動車グループ]
現代自動車グループは23日、米国高速道路安全保険協会(IIHS)が発表した衝突安全総合評価で、ジェネシスG80と起亜ソレントが「トップセーフティピックプラス(TSP+)」等級を、現代自動車パリセイドが「トップセーフティピック(TSP)」等級を追加で獲得したと明らかにした。IIHSは、総合評価の結果、最高水準の安全性を備えた車両にTSP+を、良好な成績を収めた車両にTSPを付与する。
今年の総合評価では、現代自動車グループの21車種がTSP+およびTSP等級を獲得した。特にTSP+は、昨年の12車種から今年は18車種へと大きく増えた。現代自動車グループ関係者は「グローバル自動車メーカーの中で、2年連続で『最も安全な車』に最多選定された」と述べた。フォルクスワーゲンとホンダはそれぞれ9車種が選定され、共同2位となった。
このほか、現代自動車グループの電気自動車専用プラットフォーム「E-GMP」を基盤に生産されたフラッグシップ大型電動SUVであるアイオニック9(現代自動車)とEV9(起亜)は、各評価項目すべてで最高スコアの「優秀(Good)」を記録した。現代自動車グループ関係者は「エネルギー分散に有利な多重骨格構造と超高張力鋼の適用拡大など、乗員安全を最優先にした結果だ」と説明した。
一方、IIHSは今年から「前面衝突評価(updated moderate overlap front test)」の規定を強化した。運転席後方の後部座席に小柄なダミー(人体模型)を新たに配置し、実際の衝突事故の際、後部座席に座る女性や12歳前後の子どもに生じやすい重傷の傾向を反映したものだ。昨年までは「良好(Acceptable)」等級でもTSP+の獲得が可能だったが、今年からは「優秀(Good)」等級を受けなければ獲得できない。TSPは「良好(Acceptable)」以上が条件となる。
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