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オーストリア最高峰に登る途中で亡くなった女性… 山岳家の恋人は懲役刑の危機

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

オーストリアの国旗

オーストリア最高峰に恋人を置き去りにして死亡させたとして、ある山岳家が過失致死の容疑で裁判にかけられた。




6日(現地時間)、英紙テレグラフによると、トーマス・プランベルガー(Thomas Plamberger)被告(36)は今年1月、ケルスティン・グルトナー(Kerstin Gurtner)さん(33)と共にオーストリアのグロースグロックナー山に登った際、恋人を6時間以上放置して死亡させた容疑がもたれている。


検察は声明で「被告人は低体温症で方向感覚まで失っていた恋人を、グロースグロックナーの頂上まで約50メートル地点に置き去りにして死亡させた」とし、すでに高山登山の経験が豊富で今回の登山を計画した被告人には、事実上ガイドとしての責任があったと起訴理由を明らかにした。

アルプス山脈を構成する山系の一つであるホーエ・タウエルン山脈に位置するグロースグロックナー山の標高は3798メートルだ。2人は1月18日午後6時ごろにこの山の登攀を開始し、午後8時50分ごろ、頂上までわずか46メートルを残した地点で、グルトナーさんは疲れてこれ以上登れないと話した。

フランベルガー被告は翌日午前2時ごろ、恋人を残したまま山を下りて助けを求めることにした。こうして6時間以上その場を離れ、その間にグルトナーさんは極度の寒さのため死亡した。

救助当局は翌日午前7時ごろ、ヘリコプターでグルトナーさんの捜索を試みたが、強い突風のため中止された。約3時間後に救助隊が山を登ったものの、到着した時にはグルトナーさんはすでに死亡していた。

これによりフランベルガー被告は過失致死などの容疑で起訴された。被告は容疑を否認し、「助けを求めに行っただけだ。この事件は悲劇的で運命的な事故だった」と主張している。

しかし検察は調査を通じ、2人が当初の計画より2時間遅れて登山を開始し、登山装備も十分に備えていなかったことを明らかにした。

検察は「当時、山の気温は氷点下8度、風速72キロメートルの風が吹き、体感温度は氷点下20度近くだった」とし、「グルトナーさんは冬季の高山登攀をしたことがなかったため、この山に登るべきではなかった」と強調した。

また検察は「救助当局が現場に到着したとき、グルトナーさんは体温を維持するための緊急野営装備を持っていなかった」とし、「当時グルトナーさんは山岳地形に適さない柔らかいスノーボード用ブーツを履いていた」と述べた。

さらに検察は「被告は午後10時50分ごろヘリコプターが通過した際にも救助信号を送らなかった」とし、「翌日0時35分になってようやく警察に電話したものの、その後は無音に設定して電話に出ることはなかった」と主張した。

最後に「被告は恋人が風を避けて安全な場所にいるか確認せず、持っていた緊急用毛布もかけてやらなかった」と付け加えた。

一方、フランベルガー被告が有罪判決を受けた場合、最大3年の懲役刑が宣告される可能性がある。フランベルガー被告の裁判は来年2月、インスブルック裁判所で開かれる。



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