26日(現地時間)午後、香港北部の大埔地区にある高層住宅群で火災が発生し、一帯に赤い煙が広がっている。[ロイター=聯合ニュース]
AP通信などによると、26日(現地時間)午後2時52分ごろ、香港北部の大埔地区にある高層住宅群「Wang Fuk Court」で火災が発生した。
この火災で、同日午後8時20分時点で消防士1人を含む13人が死亡した。負傷者は10人以上と推定されている。高層住宅から脱出できなかった住民がいるため、人的被害がさらに増える可能性もある。
香港当局は警報レベルを最高等級である「5級」に引き上げた。5級警報の発令は、4人が死亡し55人が負傷した2008年の旺角ナイトクラブ火災以来初めてだ。
火災が発生した住宅群には約2000世帯、4800人余りが居住していると伝えられた。一部の住民は、出火当時に火災警報器が作動しなかったとし、もし深夜であればもっと大きな被害になっていたはずだと話した。
住宅群内の4棟に延焼した火は、発生から約5時間が経過した現在も鎮火していない。周辺一帯には濃い煙が立ちこめ、周辺道路は封鎖された。当局は観光バスを投入して住民の避難を支援した。近隣の学校などが臨時避難所として開放され、約700人が避難した。
香港行政長官のジョン・リー氏は、火災の鎮圧および救助・治療作業を全力で進めるよう指示した。
火災当時、この建物は1年以上にわたり大規模な補修工事中だったことが明らかになっている。外壁に設置されていた竹製の足場と工事用の安全ネットに火が燃え移り、大きな炎の柱が立ち上った。
これに先立ち香港政府は、建設現場で一般的に使用される竹製の足場について、安全上の問題を理由に、公的プロジェクトでの使用禁止を段階的に進めると発表したことがある。
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