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夜中に地上ドローンが動く…包囲されても持ちこたえるウクライナ軍の命綱

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

9月、ウクライナのザポロジエ地域でウクライナ軍が地上ドローン(ランドドローン)を押して移動している。 [AP=聯合ニュース]

核心拠点をめぐるロシアの執拗な攻勢に耐えるウクライナ軍に地上ドローンが新たな命綱となっている。地上を動くロボットが補給兵の役割を遂行する新たな戦場がウクライナに表れている。




23日(現地時間)のBBCによると、いわゆる「ランドドローン」と呼ばれる無人地上車両(UGV)は、ウクライナ東部ドネツク州の要衝地ポクロフスクで補給任務を遂行するのに欠かせない存在となった。砲塔がない小型軌道戦車のようなこのロボットは自転車道路を通過できるほど小さい。主に夜中に投入され、ロシア軍の目を避けて補給品を伝達する。


BBCはウクライナのある部隊が運用するテルミットという名のUGVの活躍像を取り上げた。重さ200キロの水・弾薬・燃料などを載せて車両で戦線近くに移動したテルミットは暗くなれば車両の外に出て、数キロ離れた操縦者の信号を待ち、最前線陣地に迅速に移動する。ウクライナ軍の関係者はBBCに「ポクロフスクの最前線に行く補給の約90%が今はUGVで行われている」とし「このロボットは兵士の命を救うわが軍の未来」と話した。

ウクライナの一部の旅団はすでに昨年からUGVを導入してきたが、ポクロフスク戦闘が激化したことで需要が急増した。BBCは「空中ドローンを作った技術者までがUGVに偽装の塗布をし、通信装備を追加するなど作業に動員されている」と伝えた。

ウクライナがUGVの実戦配備を急いだのにはポクロフスクの切迫した戦況が影響を及ぼした。ロシア軍がポクロフスク中心部まで迫った状況で、都心の拠点を死守するウクライナ軍としては補給ラインを維持するのが急務だ。相手の動きにドローンと迫撃砲が容赦なく飛ぶ戦線で、ウクライナは補給線を維持するためにUGVのほかに選択の余地がなかったとみられる。BBCはポクロフスクの戦況について「都市に向かう通路にロシア軍の攻撃が集中し、装甲車両を利用した接近は自殺行為と変わらない」と説明した。

もちろんUGVとはいえ、すべての攻撃を避けられるわけではない。ウクライナ軍の無人体系の責任者はBBCに「平均的に目的地まで無事に到着するUGVは3台のうち1台ほど」と話した。確率は落ちるが、激しい激戦地を少数でも突破して補給ラインを守ることができれば、物量攻勢も意味があるということだ。

BBCはポクロフスク戦闘について「UGVが大規模に投入された最初の戦闘として記録されるだろう」と伝えた。自爆ドローンと砲撃を前面に出した敵の攻勢に劣勢を免れない場合、UGVがどのような活路を開けるかをポクロフスクのウクライナ軍が試しているということだ。



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