ノーム・チョムスキー氏。[写真 AP=聯合ニュース]
ガーディアンによると、12日に米議会が公開したエプスタイン元被告の電子メールにはさまざまな政財界、学界関係者だけでなく、チョムスキー氏と関連した内容も含まれていた。
電子メールを見ると、チョムスキー氏とエプスタイン元被告は音楽の好みや休暇計画までやりとりするほど親密な関係だったとみられるとガーディアンは伝えた。時々政治的・学術的議論をしたというチョムスキー氏のこれまでの主張とは相反する。
公開された内容のうち最も目を引くのはチョムスキー氏のエプスタイン元被告に対する支持書簡だ。
受取人の名前の代わりに「関係者に」というあいさつの言葉で始め、だれに送ったのかは不明だ。日付は書かれていないが、タイプで打ったチョムスキー氏の署名が含まれ、彼が2017年から務めていたアリゾナ大学名誉教授職が言及されている。
この書簡でチョムスキー氏は「私はエプスタイン元被告と6年ほど前に会った。その後私たちは定期的にやりとりしながら各自の専門分野と職業をはじめ、私たちが関心事を共有した多くの主題について長く深みある対話をした。私に非常に大切な経験だった」と書いた。
彼はエプスタイン元被告が自身に世界の金融システムの複雑性をビジネスメディアや専門ジャーナルはできない方式で教えたと賞賛した。
また、エプスタイン元被告の人脈が広いと自慢したいもした。チョムスキー氏は「ある時は私たちがオスロ協定(1993年にイスラエルとパレスチナ解放機構が結んだ平和協定)に対して議論していたところ、ジェフリーがこれを担当したノルウェーの外交官に電話し活発な意見交換がなされた」と明らかにした。エプスタイン元被告が自身をエフード・バラック元イスラエル首相に会えるよう仲介したともした。
最後にチョムスキー氏は「ジェフリーの限りない好奇心と幅広い知識、洞察力、思慮深い評価が与える影響力は彼の虚勢のない安らかさでさらに際だって見える。彼はすぐに大切な友人であり知的交流と刺激の定期的な源泉になった」と話した。
この支持書簡のほか、2015年にエプスタイン元被告がチョムスキー氏にニューヨークとニューメキシコ州にある自身の住宅使用を提案する内容の電子メールもあったとガーディアンは伝えた。ただチョムスキー氏がこの提案を実際に受け入れたのかは確認されていない、
チョムスキー氏とエプスタイン元被告が親密な関係だったという内容は以前にも米国メディアで報道されたことがある。ウォール・ストリート・ジャーナルは5月、2018年にチョムスキー氏がエプスタイン元被告に関連した口座から約27万ドルを受け取ったと伝えた。これに対してチョムスキー氏は、27万ドルは別の口座にあった個人資産だとし、エプスタイン元被告から金銭は一切受け取っていないと主張した。
自身の口座にあったお金がエプスタイン元被告の口座を経て移動した理由に対しては、最初の夫人が死亡した後に共同資産を整理する過程で「技術的サポート」を受けたためだと説明した。
エプスタイン元被告との親密な関係に対する立場を聞くと、彼の報道官役をする妻や彼が所属するアリゾナ大学は答えなかった。
チョムスキー氏は2015年からブラジルに滞在しており、2023年に脳卒中を患ってから回復しつつあるという。
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