2023年10月29日(現地時間)、ジョン・F・ケネディ大統領図書館・博物館で開かれた授賞式で、タチアナ・シュロスバーグさんが演説している。[AP=聯合ニュース]
環境専門の記者であるシュロスバーグさんは、22日(現地時間)、米時事週刊誌「ニューヨーカー」への寄稿を通じて、昨年5月に娘を出産した直後、希少な突然変異を伴う急性骨髄性白血病(AML)の診断を受けたと伝えた。
CNNによれば、シュロスバーグさんに現れた突然変異は、急性骨髄性白血病の症例でも2%未満でしか見られないという。医療チームは、彼女の余命を1年未満と推定した。
シュロスバーグさんは、ケネディ元大統領の娘であるキャロライン・ケネディ氏の次女だ。
シュロスバーグさんは「妊娠9カ月でも泳いでいたし、体調を崩すこともなく、痛みもまったくなかった」として、がんの診断を信じられなかったと述べた。
さらに、抗がん治療や骨髄移植などを受ける間、姉のローズさんと弟のジャックさんの助けが大きかったとし、「私の手を握り、私を守るために、自分たちの痛みと悲しみを見せまいとしていた」と感謝の気持ちを伝えた。
また彼女は、「これまでずっと良い人間であろうと努め、模範的であろうとしてきたのに、今では母の人生と家族の人生に悲劇を重ねてしまった。どうすることもできなかった」と述べ、自分がケネディ家の悲劇を繰り返すことになったと嘆いた。
米国社会でケネディ家は政治名門として知られるが、とりわけ悲劇的な出来事が相次ぎ、「ケネディ家の呪い」とまで言われてきた。
ケネディ元大統領が1963年に暗殺されたのに続き、その弟ロバート・ケネディ氏も遊説中に銃撃で死亡し、息子のケネディ・ジュニア氏は軽飛行機墜落事故で命を落とした。
シュロスバーグさんは今回の寄稿文で、母キャロライン氏のいとこにあたるロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉長官について、「私と家族にとって恥ずべき存在だった」と述べ、公然と批判した。
特にケネディ・ジュニア長官が、がん治療に活用されうるワクチン研究予算を削減したとして、彼が支持する政策は自分のようながん患者に害を及ぼしかねないと指摘した。
シュロスバーグさんの寄稿文は、ケネディ元大統領が暗殺されて62年となる日に発表された。弟のジャックさんは最近、ニューヨーク連邦下院議員への出馬を正式に表明した。
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