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航海士が携帯電話を見ている間に…267人「旅客船座礁」の悪夢=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

19日午後8時16分ごろ、全羅南道新安郡長山面のチョク島に約260人が乗った旅客船が座礁し、海警が救助作業をしている。 [木浦海警提供 ニュース1]

全羅南道新安郡(シンアングン)の無人島に座礁した2万6000トン級の旅客船「クイーンジェヌビア2号」の航海士は携帯電話を見るなどよそ見をして事故を起こしたことが把握された。

20日、全羅南道木浦(モクポ)海洋警察署によると、海警が乗務員を対象に初期調査を実施した結果、「クイーンジェヌビア2号」は狭水路区間で自動運航に転換したことで航路を3キロほど離脱して座礁したことが確認された。当時、航海士は手動で運航するべき区間で携帯電話を見るために自動航法装置に船舶の操縦を任せたことが調査で分かった。


この過程で旅客船は方向を変えるタイミングを逃し、無人島に突進して座礁事故につながったと、海警はみている。事故発生地点は沿岸旅客船の航路が集中する狭水路という。狭水路では特に注意が必要であるため自動航法装置に依存して運航しないというのが海警の説明だ。


事故当時の航海士は該当時間帯の当直であり、船長は一時的に操舵室から席を外していたことが把握された。船舶交通管制センター(VTS)を通じて海警に座礁事故を最初に知らせたのも航海士と確認された。

海警は船員の運航過失であるだけに関係者を刑事処分する方針だ。木浦海警の関係者は「狭水路では手動で運航するというマニュアルは特にないと聞いている」とし「ただ、一般的に狭水路では自動航法で運航しない」と伝えた。

この旅客船は事故から約9時間後に近隣の港に入港し、事故調査や安全点検のために運航を暫定的に中断した。海警は船体の内外部を撮影した閉回路(CC)TVと航海記録保存装置を確保し、正確な事故の経緯を調べている。

クイーンジェヌビア2号は済州(チェジュ)で乗客246人・乗務員21人の計267人を乗せて木浦(モクポ)に向かう途中、新安沖の無人島に座礁した。旅客船は事故発生から9時間27分後のこの日午前5時44分ごろ、木浦市のサムハク埠頭に自力で入港した。

乗客は全員救助されたが、車や貨物を置いて降りたため、旅客船が港に戻るまで船会社側が提供した宿舎に留まった。乗客の一部は座礁当時の衝撃による軽傷や頭痛などを訴え、計27人が病院に搬送された。



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