李在明(イ・ジェミョン)大統領が18日、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ大統領官邸でムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領と首脳会談を行った。 チョン・ミンギュ記者
UAEを国賓訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は18日(現地時間)、アブダビ大統領官邸でムハンマド・ビン・ザーイド・アル・ナヒヤーン大統領と首脳会談を行い、「大韓民国は両国の100年同行のために全方向で協力する準備ができている。兄弟の国に来てリラックスしていて幸せだ」と述べた。続いて「バラカ原発事業、アーク部隊などを見ると両国の協力関係が明確に表れている」とし「今回の訪問を契機に両国の協力関係がさらに広く、深く、特別になることを望む」と話した。
これに対しムハンマド大統領は「最初の中東訪問国としてUAEを選ばれたことをうれしく思う」とし「先日(韓国が輸出した)バラカ原発が成功裏に運営を始めた。このような協力こそが両国パートナーシップを強く維持する根幹」と答えた。また「今後、科学技術分野における協力の増進を望む。中でも宇宙分野とAI分野が有望とみられる。国防分野でも協力の地平を広げたい」と強調した。
今回の首脳会談を契機に韓国とUAEは▼戦略的AI協力フレームワーク▼原子力新技術、AIおよびグローバル市場協力パートナーシップなど7件の了解覚書(MOU)を締結した。特に原子力関連のMOUの場合、グローバル原発市場共同進出の基盤を構築するという内容が含まれた。李大統領はこの日に公開された現地メディア「アルイティハド」の書面インタビューで、「韓国は小型モジュール原子炉(SMR)をはじめとする次世代原子力技術でUAEとの協力のための基盤を築いている」とし、UAEと次世代原発技術を基礎に第3国原発市場に共同進出するための準備をしていると明らかにした。
◆「UAEの150億ドル防衛産業事業、韓国が受注する可能性高まる」
また両国はスターゲートプロジェクト共同推進のために「戦略的AI協力フレームワーク」を締結し、年内ワーキンググループを構成して後続事業を本格化することにした。UAEがアブダビに構築中のスターゲートプロジェクトは5GW規模で、グローバル最大データセンタークラスター。2026年の初の200MW級AIデータセンター稼働を目標とする。初期投資規模だけで30兆ウォン(約3兆2000億円)以上の同プロジェクトに韓国企業が参加することになれば、エネルギー・バッテリー・気候テック・データセンター運営企業などのグローバル進出機会が拡大すると期待される。またUAEとの協力は、これまで国内で蓄積したAI関連力量を国家戦略的に海外市場に拡大する最初の事例になると、大統領室は説明した。
大統領室のハ・ジョンウAI未来企画首席秘書官は現地ブリーフィングで「大規模なAIセンターを建設して安定的に運営するために、原発・ガス・再生可能エネルギーなどを共に活用する電力網を構築する」とし「半導体サプライチェーンにまで協力を拡大することにした」と明らかにした。そして「スタートアップ企業が海外の大規模事業に多く参加できるだろう」と話した。
国防・防衛産業協力も強化される。両国は単純な輸出・購買構造から抜け出して「共同開発、現地生産、第3国共同輸出」を共に推進し、韓国の国防装備に対するUAEの独自運営能力確保を支援することにした。姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長は「完成型バリューチェーン協力モデルの構築は150億ドル(約2兆3300億円)規模以上の防衛産業輸出事業において韓国企業の受注の可能性を高めるはず」とし「中東・アフリカはもちろん、欧州・北米など第3国市場を確保する橋頭堡が用意されるだろう」と明らかにした。「150億ドル規模以上」に関して姜室長は「全体会談が終わってから非公開で(両首脳)2人の会談がしばらく行われた」とし「その会談でムハンマド大統領がもう少し多くの協力を防衛産業と関連して要請した」と説明した。
エネルギー・資源分野では韓国とUAE石油公社の間の原油備蓄事業規模を現在の400万バレルから1000万バレルに拡大することにした。今後、備蓄事業規模は2~3倍まで拡大することにし、LNG・LPG・アンモニアなどでも協力する。
また両国はKカルチャーと先端技術などの複合団地「Kシティ」の造成に合意し、議論を具体化することにした。姜室長は「防衛産業・AI・Kカルチャーなどの分野にわたり期待される成果が韓国ウォンでは150兆ウォンに達するということ」とし「今回の首脳会談は実質的な経済同盟の出発になるだろう」と話した。大統領室は「Kシティ」造成などによる中東地域Kカルチャー市場価値を2030年まで704億ドルと推算した。
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