昨年9月3日、ニューヨークのブルックリン連邦裁判所から出てきたリンダ・サン被告。[写真 AP=聯合ニュース]
ウォール・ストリート・ジャーナルの報道によると、ニューヨークのブルックリン連邦裁判所で10日、未登録外国代理人、わいろ授受、銀行詐欺、マネーロンダリングなどの容疑で起訴された中国系米国人リンダ・サン被告の裁判が開かれた。
連邦検察によると、サン被告は2018年から2022年までニューヨーク州政府で秘書室副室長などとして勤務しながら中国側の工作員として活動していたという容疑を受けている。
サン被告は中国の外交官がニューヨーク州政府の電話会議に秘密裏に接近するよう助けたり、新疆ウイグル族の人権弾圧と台湾をめぐる懸案などに対して中国側の立場がニューヨーク基盤の政治家らの立場に反映されるようにしたという内容も指摘された。
連邦検察は、サン被告が夫の事業支援など中国から見返りを得ていたと判断した。夫婦はこれを通じ米国でロングアイランドの360万ドル(約5億5425万円)の住宅、ハワイ・ホノルルの190万ドルのマンションをはじめ、最新型のフェラーリやレンジローバーなど高級車を購入するなど派手に過ごすことができたという。
連邦検察は夫婦の背後に中国共産党がいると名指しした。同紙は「ニューヨーク州政府の職務を受け持っていたにもかかわらず、サン被告は中国をしばしば訪問して共産党内部の関係者の間で活動したとみられる。2019年に北京の人民大会堂で開かれた共産党創党70周年行事の写真でもサン被告の姿がとらえられた」と報道した。
ただサン被告は「スパイ」容疑で起訴されることはなかった。サン被告の弁護人は「中国の人たちとの接触は職務上の理由のため。米国政府の公式政策方向と一致した」とした。共犯とされともに起訴された夫もやはり容疑を否認したと同紙は伝えた。
この記事を読んで…