中国の国旗
中国人民解放軍空軍は11日、創設76周年を記念して広報動画を発表した。この動画には、GJ-11が先頭を飛行し、最先端ステルス機J-20と電子戦に特化したJ-16Dがその後方に続いて編隊飛行する様子が収められている。
J-20は米国のステルス戦闘機「F-22ラプター」に、J-16Dは「F-15」にそれぞれ対応する戦闘機だ。香港サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は「ドローンが戦闘機の先頭に立っておとり役を果たすことができる」と分析した。
中国は9月の戦勝節80周年の閲兵式(軍事パレード)でもGJ-11を公開していた。人工知能(AI)を基盤とする攻撃技術の核心とされるGJ-11とJ-20が合同作戦を展開すれば、中国軍の攻撃能力が大幅に拡張されると評価されている。
特にGJ-11には、中国産AI「ディープシーク(DeepSeek)」が搭載されているのではないかという見方が西側から出ている。ロイター通信は「中国軍がドローンにAIを統合し、人間の介入なしに標的を認識・追跡する大規模な編隊作戦を実現しようとしている」と説明した。
中国人民解放軍出身の軍事アナリストである宋忠平氏は「GJ-11はJ-20とデータリンクを共有しているとみられ、地上で操縦するがJ-20と連動して火力を拡張することも可能だ」と説明した。
SCMPは「(ドローンと連携した)最先端空中戦技術を追求している軍事大国は世界的にもほとんど存在しない」とし「米空軍もまだドローン実験の段階にある」と伝えた。
この記事を読んで…