15日、京畿道坡州市(パジュシ)から眺めた西部戦線非武装地帯(DMZ)と開城(ケソン)工業団地一帯 [聯合ニュース]
23日の軍によると、北朝鮮軍の約20人が19日午前、京畿道坡州(キョンギド・パジュ)地域のMDL南側に侵犯した。
この動きを注視していた軍は何度か事前警告放送をしたが、北朝鮮兵の南下が続いたため、警告射撃を行った。
軍は「北の軍は我々側の警告射撃の後、特別な反応なく北上した」と説明した。
当時の北朝鮮軍人は、不毛地化作業や地雷埋設など軍事境界線一帯の作業に投入された人員と把握された。その一部は武装状態だった。
北朝鮮軍が作業中、一時的に軍事境界線を越えた可能性が高いと、軍当局は判断しているという。
北朝鮮軍のMDL侵犯があったこの日は、北朝鮮軍の1人が江原道鉄原(カンウォンド・チョルウォン)地域の休戦ラインを越えて亡命した日と同じ日だ。ただ、発生時間・場所からみて両事件は関係がないとみられると、軍関係者は説明した。
軍関係者は「わが軍は北の軍の動向を綿密に監視しながら作戦遂行手順に基づき必要な措置を取っている」と伝えた。
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