ベラルーシ出身のモデルで歌手のベラ・クラフツォワさんがバンコクのスワンナプーム空港で自動出入国ゲートを通過する姿。[写真 タイ移民局]
タイメディアなどによると、タイ移民局は最近議論になったベラルーシ人モデルがタイで拉致されたという説に対し、「彼女はタイでいかなる暴力や強圧も受けた痕跡がなく、ミャンマーに自ら向かった」と発表した。
移民局は先月20日午前7時20分ごろ、クラフツォワさんがバンコクのスワンナプーム空港の自動出入国ゲートを自ら通過しミャンマーのヤンゴンに向かう飛行機に搭乗する姿を公開し「彼女の表情と行動でわかるようにいかなる威嚇的な周辺人物や脅迫に見える兆候は見つからなかった。彼女の表情はとても温和だった」と主張した。
タイ移民局副庁長は「クラフツォワさんは9月12日にスワンナプーム空港から入国し8日間滞在した後ミャンマーに自発的に移動した。移動記録を含むすべての情報がすでにベラルーシ領事館にも伝えられた状態」と説明した。続けて「タイではいかなる拉致や人身売買行為もなかった。今回の事件はミャンマー国境を越えてから発生したもので、法的管轄権外で発生したもの」と強調した。
だがクラフツォワさんがミャンマーに渡った後に発生した事件は衝撃的だった。複数の海外メディアは「クラフツォワさんがミャンマーのオンライン詐欺組織に拉致されて強制的に違法なウェブ配信とロマンス詐欺に利用され、残酷な暴行と拷問に苦しめられ臓器を摘出されて殺害された」と報道した。また「犯人が遺体を引き渡す見返りとして遺族に1800万バーツ(約8348万円)の身代金を要求した」と付け加えた。
タイ警察はこのような犯罪を遮断するために空港と国境地域の出入国審査を強化している。移民局は「今年だけで約3万4000人の外国人を入国拒否した。特にミャンマー国境周辺地域での人身売買・詐欺組織の移動を集中取り締まり中」と明らかにした。
この記事を読んで…