カカオ創業者の金範洙未来イニシアチブセンター長が21日にソウル南部地裁で開かれた資本市場法違反1審宣告公判で無罪を宣告された後に心境を明らかにしている。[写真 ニュース1]
ソウル南部地裁は21日、資本市場法違反容疑で起訴された金被告とカカオ法人などに対しいずれも無罪の判決を下した。検察は金被告らが2023年2月にカカオがSMエンターテインメントを買収する過程で株価を公開買付価格より高く固定する方式で競合会社であるHYBEを妨害したとして起訴した。
3年近く続いた司法リスクでカカオは新事業にまともに対応できなかった。未来の収益源確保よりもグループ全体が揺らぐ危機の収拾が優先だったためだ。カカオブレーンやカカオエンタープライズなどAI関連子会社を統廃合するなどさまざまな試みをしたが、結果は振るわなかった。カカオはこの日「2年8カ月間続いた捜査と裁判によりカカオグループはさまざまな困難を経験した。特に急激な市場変化に機敏に対処するのが難しかった点は痛恨」とのコメントを明らかにした。
司法リスク負担が減りカカオはAIやステーブルコインなどこれまで推進してきた新事業拡張に全力を尽くす見通しだ。カカオは最近オープンAIとの戦略的提携を通じてカカオトークのチャットタブにチャットGPTを搭載し、カカオトークのオンデバイスAI製品である「カナナ・イン・カカオトーク」などのサービスを開始するなど大々的なAIサービス拡張を推進中だ。8月からグループ次元の特別作業班を設けて力を入れているステーブルコイン事業も弾みが付きそうだ。この日の裁判でカカオ法人に有罪が宣告されていれば金融会社大株主の適格性に問題が生じかねない状況だった。
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