8月15日、トランプ米大統領が米アラスカ州アンカレジのエルメンドルフ・リチャードソン統合基地でロシアのプーチン大統領とウクライナ戦争終息交渉のために会った。[ロイター=聯合ニュース]
トランプ大統領はこの日、ソーシャルメディア(SNS)で「先ほどプーチン大統領と電話を終え、非常に生産的な対話をした」と明らかにした。続いて「ウクライナ戦争が終わった後、ロシアと米国の貿易問題について相当な時間を割いて議論した」とし「我々は来週、高官級参謀会議を開くことに合意した」と伝えた。
トランプ大統領は「プーチン大統領と私は合意場所のハンガリー・ブダペストで会い、ロシアとウクライナの間のこの『光栄でない』戦争を終えられるかについて議論する」とし、プーチン大統領との今回の会談がウクライナ戦争の終息を目標にしている点を明確にした。このため事前の高官級会談はルビオ国務長官が率いる予定だ。
トランプ大統領は最近、イスラエルとハマスの停戦合意第1段階に寄与した後、ウクライナ戦争の終息に集中している。
トランプ大統領はこの日のプーチン大統領との電話に続いて、17日にはホワイトハウスでウクライナのゼレンスキー大統領と会う。トランプ大統領はロシアの資金源を遮断するためインドと欧州国家にロシア産石油購入中断圧力を加えてきた。同時にウクライナにはロシアを打撃するトマホーク巡航ミサイルを供給するという立場を表した。
トランプ大統領は「プーチン大統領は数世紀間の念願だった中東での偉大な和平の成就について私と米国に祝いの言葉を伝えた」とし「私も中東での今回の成功がウクライナ終戦交渉にも役立つと信じる」と明らかにした。
トランプ大統領はガザ戦争の後続措置にも関与する意向を明らかにした。トランプ大統領は「ハマスがガザで殺人を継続すれば、それは合意した内容ではなく、我々が入って彼らを殺すこと以外に選択肢はない」とした。合意違反に該当するハマスの行為に具体的には言及しなかったが、ハマスが最近ガザ地区統制権に関連して反対派を粛清しているという報道と関係があるとみられる。
ハマスはイスラエルと停戦第1段階に合意し、抑留していたイスラエル生存人質20人を解放した。その後、双方はハマスの武装解除、イスラエル軍の段階的撤収、国際安定化部隊の配置などを議論する第2段階の交渉に着手したが、難航が予想される。
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