中国の国旗
16日、中国共産党機関紙「人民日報」系の英字紙グローバル・タイムズ(GlobalTimes)および香港サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)などによると、中国当局は9月19日、チベットシガツェ地域・江孜県の標高4670〜5020メートルのヒマラヤ山脈で行われた花火ショーに関する調査結果を発表した。
調査の結果、行事による直接的な水質・大気汚染は基準値を超えてはいなかったものの、車両や人員の無秩序な往来によって草原30ヘクタール以上が損傷したことが確認された。花火ショーはおよそ52秒間続いたという。
花火によって発生した強い光や爆音は、野生動物を威嚇した可能性が高いと推定されている。また、行事後にプラスチックの破片などの残骸が適切に回収されなかった点も問題として指摘された。調査では、この行事は管轄当局の十分な審査や書面による承認なしに行われた「人為的な攪乱行為」であると結論づけられた。
これを受け、当局は江孜県党委員会書記の陳昊氏と副県長兼公安局長の李積平氏ら関係公務員10人を処分し、このうち4人を免職処理した。行事の企画を総括した世界的アーティストの蔡国強氏のスタジオも調査を受けている。
行事を主催したアークテリクスは、法律に基づき生態環境被害に対する賠償および復旧の責任を負うことになった。具体的な賠償金額はまだ公開されていない。
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