韓国の具潤哲(ク・ユンチョル)経済副首相兼企画財政部長官が15日午前、仁川(インチョン)国際空港第2ターミナルを通じて米国へ出国している。具副首相は15日から18日まで、20カ国・地域(G20)が参加する財務相会議および国際通貨基金(IMF)・世界銀行(WB)年次総会に出席する。[写真 ニュース1]
続けて「(まもなく訪米予定の)金容範(キム・ヨンボム)大統領室政策室長、金正官(キム・ジョングァン)産業通商資源部長官、呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長はハワード・ラトニック米商務長官と会い、私はスコット・ベッセント財務長官と会って総力で対応しなければならないと考えている」と述べた。
具副首相は、先立ってベッセント財務長官が同日午前のテレビインタビューで「韓国との貿易交渉をほぼ終えるところだ。我々は細部を調整している」と発言したことについて、「私が飛行機に乗っている間に出たニュースなので、ベッセント長官に会って確認してみなければならない」と語った。
また、韓米間交渉の核心争点である3500億ドル(約53兆円)規模の対米投資パッケージの履行方式について「引き続き協議中」と述べた。韓国政府の大規模な対米投資に伴う為替市場の安全装置(セーフティネット)に対する韓国の要求を、米国が前向きに検討しているかという質問には、「米国は我が国の外国為替市場についてよく理解している。したがって、おそらく我々の提案を受け入れると思う」と答えた。
また、「米国が(韓国の対米)投資パッケージに関して“白紙小切手”の立場を固守しているのではないか」という質問には、「それは分からないが、我々としてはとにかく説明した」とし「ベッセント財務長官とラトニック商務長官に説明して理解を得た。後ほど詳しい結果が出ればお伝えする」と答えた。
韓国政府が想定する交渉のデッドラインについては、「国益にかなう立場から、はやく進むのが最も望ましい」と述べた。具副首相はワシントンD.C.で開かれる「主要G20財務相・中央銀行総裁会議」および「国際通貨基金(IMF)・世界銀行(WB)年次総会」に出席するために米国を訪問しており、これを機にベッセント財務長官とも会って関税問題を協議する計画だ。
具副首相がワシントンD.C.に到着したのに続き、金容範政策室長と金正官長官(16日)、呂翰九本部長(15日午後)も15日から16日にかけて相次いで米国を訪れ、米政府と交渉を行う予定だ。金室長は米国出発前にYouTube(ユーチューブ)チャンネル「サムプロTV」とのインタビューで、「交渉にデッドラインが特にあるわけではないが、アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議が実質的に大きな目標だ」と述べた。一部では、APEC開催前に交渉の大枠が輪郭を見せる可能性があるとの予想も出ている。
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