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【社説】カンボジア就職詐欺の悲劇、安易な対応が事態を悪化させた=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

今年7月、カンボジア・シアヌークビルのあるビルで、捜査当局に検挙されたオンライン詐欺組織の容疑者たちが手錠で縛られ、犯行現場に座らされている様子。[写真 AP=聯合ニュース]

カンボジアで活動する中国系犯罪組織によって韓国人大学生が拉致・殺害されるなど、現地で韓国国民を狙った凶悪犯罪が相次いでいる。




カンボジア国営AKP通信によると、最近カンボジア・カンポット地方検察庁は殺人と詐欺の容疑で30~50代の中国人3人を拘束・起訴した。彼らは8月、カンポット州ボコール山付近で慶尚北道醴泉(キョンサンブクド・イェチョン)出身の20代大学生パクさんを殺害した容疑を受けている。現地警察は死亡確認書にパクさんの死因を「拷問による心臓麻痺(まひ)」と記したという。該当地域は以前から韓国人を標的にした就職詐欺や監禁被害が多いことで知られていた。


韓国警察は、パクさんが海外就職詐欺にひっかかってカンボジアへ渡航し、現地の犯罪組織に引き込まれ、事件に巻き込まれた可能性が高いとみている。パクさんは7月中旬、家族に「現地の博覧会に行ってくる」と伝えた後、出国した。慶北警察庁は、パクさんを誘い出した韓国内の共犯者の一部を検挙し、捜査を進めていると明らかにした。

しかし韓国警察の捜査は、パクさんがカンボジアへ行くことになった経緯に限定されており、カンボジアで起きた事件については現地警察に頼らざるを得ない状況だ。両国警察の実質的な共助体制の構築が急務であるにもかかわらず、これまで韓国警察の対応には残念な点が多かった。今月末の二国間会談で、韓国警察をカンボジアに派遣し、現地警察と連携する「コリアンデスク」設置案を協議するというが、後の祭りともいうべき後手対応だと言わざるを得ない。

韓国外交当局の安易な対応も事態を悪化させた。今回の事件が起きる前から、カンボジアの一部地域では国際犯罪組織による韓国人拉致事件が頻発していた。外交部によれば、カンボジアでの韓国人拉致通報件数は2022~2023年には年間10~20件だったが、昨年は220件に急増し、今年は8月までにすでに330件に達しているという。ところが、現地で韓国人旅行者や在留者の安全を守るべき在カンボジア大使のポストは、7月から3か月間空席のままだ。現政権発足後、カンボジアを含む在外公館長を一斉に帰国させたものの、いまだに新任大使を任命できていないためだ。外交部は10日、カンボジアの首都プノンペンについて「緊急でない用件での渡航は中止、または延期するように」と特別旅行注意報を発令したが、「後手対応」という批判を免れない。

カンボジアは年間約20万人の韓国人が訪れる国だ。そのような国で韓国人が犯罪の標的になるのを放置するわけにはいかない。李在明(イ・ジェミョン)大統領は、カンボジアの犯罪関連報告を受け、外交部に総力対応を指示した。韓国政府は、カンボジア当局の非協力を恨むよりも、今からでも外交力を総動員し、韓国国民の安全確保に乗り出さなくてはならない。国民の生命と安全を守るのは国家の当然の責務だ。



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