昨年11月に入居が始まったソウル市江東区(カンドング)オリンピックパーク・フォレオン団地の様子。[写真 聯合ニュース]
10月3日、韓国総合不動産ポータル「不動産R114」の調査によると、ソウルのマンション時価総額は今年9月末基準で約1781兆ウォンで、昨年末の1630兆ウォンから9.3%増加した。全国のマンション時価総額が昨年末3969兆ウォンから9月末基準で4141兆ウォンへ約4.3%増加したのに比べ、ソウルが2倍以上の増加幅を示した。
6月27日の借入規制直後、ソウル地域のマンション取引は大きく減少し、一時的に価格上昇傾向も鈍化した。しかし9月から「風船効果」が現れ、非規制地域である城東(ソンドン)・麻浦(マポ)・広津(クァンジン)・銅雀(トンジャクク)など、漢江ベルトを中心に価格が上昇している。韓国不動産院によれば、9月第4週のソウルのマンション売買価格は前週比0.19%上昇し、3週連続の上昇を続けた。
特に一般マンションよりも、再建築団地の時価総額が相対的に多く増えた。9月末基準でソウルの再建築団地の時価総額は約336兆ウォンで、昨年末(302兆ウォン)に比べ11.3%増加した。再建築を除いた一般マンションの時価総額は1328兆ウォンから1445兆ウォンへと約8.8%増加した。
ソウルに次いで、世宗市(セジョンシ)の時価総額が昨年末の60兆5000億ウォンから現在63兆8000億ウォン前後へと約5.4%増加した。
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