韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が2日、ソウル竜山(ヨンサン)大統領執務室庁舎で開かれた第12回大統領主宰首席補佐官会議で発言している。[写真 大統領室写真記者団]
李大統領はこの日、竜山(ヨンサン)大統領執務室で開かれた首席補佐官会議で「公職者たちが制度・政策・行政的にしっかり準備し、再び非正常に戻らないで、これからさらに一歩前進できるようにしなければならない」とし「経済回復の温もりが国民生活の隅々に行き渡り、皆が恩恵を受けられるよう努めなければならない」と強調した。
秋夕(チュソク、中秋)連休に関しては「明日からサンドイッチデーを一日加えると、10日間の長い休暇が始まる」とし「私もサンドイッチデーには年休を取って公式に休むつもりだ」と話した。これを聞いた参謀が「公式にですか」と言って笑うと、李大統領は「朝出勤しないだけでもどこか違う。皆さんも休もう。公式に」と答え、会議場に笑いが広がった。
続けて「公職者はもともと24時間働くものだ。寝ていても飛び起きるのが公職というものだ」とし「非常待機業務はしなければならないが、それでも出勤しないだけで休んだことになるのではないか」と付け加えた。
また「我々を取り巻く環境は易しいものではないが、国民の底力で十分に乗り越えることができる」とし「国政の最高責任者として国民を信じ、共により良い暮らしのために揺らぐことなく進んでいく」と明らかにした。
一方、この日の会議では、李大統領が席に着きながら「椅子がどうしてこんなに低くなっているのか」と話すと、魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長が椅子の高さを調整する場面が生中継された。
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