李在明大統領が1日、オープンAIのサム・アルトマンCEOと会い、「AI大転換」に関し意見を交わした。左からサムスン電子の李在鎔会長、アルトマンCEO、李大統領、SKの崔泰源会長。アルトマンCEOはこの日SKとサムスン電子を訪問しスターゲートプロジェクトへの協力を議論した。[写真 大統領室]
サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長とSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長は1日、オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)と個別に会い、こうした内容の相互協力意向書(LOI)に署名した。
サムスン電子とSKハイニックスはこの日、オープンAIの「スターゲート」プロジェクトに高性能メモリー半導体を供給することを決めた。スターゲートはオープンAIがソフトバンクやオラクルとともに5年間に5000億ドルを投資して米国全域にAIデータセンターを建設するプロジェクトだ。
スターゲートが超えなければならない山はメモリーだ。オープンAIはスターゲートにウエハー基準で月90万枚規模の高性能DRAMが必要だと試算するが、これは現在の世界のHBM総生産能力の2倍を超える水準だ。HBM世界1位であるSKハイニックスとメモリー生産能力世界1位であるサムスン電子の協力がなければ難しい。
SKハイニックスは協約締結後、「オープンAIのHBM供給要請に適時対応できる生産体制を構築したい」と明らかにした。
◇アルトマン「韓国、人材とインフラ備えた」
サムスン電子は「オープンAIにHBM、GDDR、SSDなど多様なメモリー製品を支援する方針。パッケージングとメモリー、システム融合・複合など差別化されたソリューションも提供できる」とした。大統領室の金容範(キム・ヨンボム)政策室長は李大統領とアルトマンCEOの会談後、「オープンAIがSKと全羅南道に、サムスン電子と浦項に大規模データセンター構築をそれぞれ推進することにした」と明らかにした。いわゆる「韓国型スターゲート」事業だ。金室長は「地域産業と連係したAI転換を加速し、人材養成とスタートアップ育成にも良い契機になるだろう」とした。
サムスンSDSとSKテレコムはそれぞれオープンAIと先端AIデータセンター共同開発協力を締結した。また、サムスンSDSはオープンAI企業用サービスの韓国初のリセラー協力会社となり、韓国企業がサムスンSDSの技術支援を受けて企業用チャットGPTを利用できることになった。SKテレコムはオープンAIと消費者用(B2C)・企業用(B2B)AI活用事例をともに発掘・運用することにした。サムスン物産とサムスン重工業もオープンAIと協力する。海上に設置するフローティングデータセンター開発でだ。
この日アルトマンCEOは「韓国は技術人材、インフラ、政府支援、生態系などAI分野を先導する要素をすべて備えている。サムスン、SK、科学技術情報通信部と協力して韓国のAIビジョンを支援することになり喜ばしい」と話した。
李会長は「オープンAIとの協力を契機に韓国が世界的AIパラダイムを先導し未来を開拓するものと確信する」と話した。崔会長は「メモリーからデータセンターまで備えたSKの統合AIインフラ能力を今回の協力に集中したい」と述べた。
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