米国務省が北朝鮮を23年連続で最悪の人身売買国に指定した。

米国務省は29日に発表した「2025人身売買報告書」で、北朝鮮を最下位等級である3等級に指定した。


国務省は「北朝鮮政府は人身売買を解決するためのいかなる意味ある努力も見せなかった」としながら北朝鮮が政治犯収容所と労働教化所などで政府次元で人身売買し、海外の北朝鮮労働者に強制労働を強要していると明らかにした。


国務省は北朝鮮に国主導の強制労働を根絶し、強制送還された脱北者を強制労働で処罰する形態と海外派遣労働者の監視と給与差し押さえなどを中断するよう勧告した。

北朝鮮は2003年から毎年3等級に分類されている。北朝鮮をはじめ、アフガニスタン、中国、キューバ、イラン、ロシアなど13カ国が3等級に分類された。米国は2001年から人身売買被害者保護法（TVPA）に基づき各国を1～3等級で分類し国別の報告書を発刊している。