中国の習近平国家主席が9月24日(現地時間)、ニューヨークで開かれた国連気候サミット2025にオンラインで出席し演説している。[写真 新華社=聯合ニュース]
9月29日、中国中央テレビによると、習主席はこの日、中国共産党中央政治局集団学習を主宰し、「総合的なガバナンスと基層の基盤工作を強化し、我が国(中国)宗教の中国化を体系的に推進し、宗教が社会主義社会に適応するよう積極的に導かなければならない」と述べた。
習主席は「歴史と実践が証明しているように、我が国の宗教の中国化を絶えず推進してこそ、宗教の和順、民族の和睦、社会の調和、国家の長期的安定を促進できる」とし「中国共産党が指導する社会主義国家として、宗教が社会主義社会に適応するよう積極的に導くのは必然的要求」と強調した。
また「社会主義の核心価値観を指針として、宗教界の要人や信徒群衆が正しい国家観・歴史観・民族観・文化観・宗教観を揺るぎなく樹立し、『5つの認識』を絶えず高め、中国式現代化建設に自発的に参加するよう導かなければならない」と述べた。
習主席が言及した5つの認識とは、▷偉大な祖国 ▷中華民族 ▷中華文化 ▷中国共産党 ▷中国の特色ある社会主義--に対する認識だ。
これはチベット仏教、イスラム、キリスト教など多様な宗教を「中国」や「中華民族」というアイデンティティで括り、管理の強度を高めようとする意図と解釈される。
習主席は「我が国の各宗教は中華の大地に根を下ろし、中華文化に溶け込んでこそ健全に継承していくことができる」とし「宗教界の要人や信徒群衆の中華文化アイデンティティを高めるよう導かなければならない」と強調した。
宗教界が教義や教規、管理制度、儀礼や行為規範において「中国的特色」を強化し、自発的な改革に乗り出さなければならない点も明確にした。あわせて「当局は宗教事務の法治水準を高め、各級党組織は宗教事務の指導を強化しなければならない」と指示した。
習主席の発言は、最近のダライ・ラマ後継構図やバチカンとの関係進展など国際宗教問題とも絡んでいるとの分析が出ている。
これに先立ち習主席は、6月に中国政府がチベット仏教のナンバー2と認めるパンチェン・ラマ・ギャルツェン・ノルブ氏を北京に呼び、政治的支援を示したほか、今月には新疆ウイグル自治区を直接訪れてテロ防止と社会安定を強調したことがある。
この記事を読んで…