国連総会で演説する北朝鮮の金善慶(キム・ソンギョン)外務次官 [国連TV キャプチャー]
金次官はこの日、米ニューヨーク国連本部で開かれた国連総会の一般討論演説で「我々に非核化をしろというのは、主権、生存権を放棄して憲法を違反しろというのと同じ」とし、このように主張した。
金次官は「米国と同盟国の強まる侵略脅威に正比例してわが国の物理的戦争抑止力が強化されたことで、敵国の戦争挑発意志が徹底的に抑止され、朝鮮半島地域で力の均衡が保障されている」とも強調した。
北朝鮮の高官級代表が国連総会で演説したのは2018年以来7年ぶり。北朝鮮は2014~2015年には当時の李洙墉(イ・スヨン)外相が、2016~2018年には当時の李容浩(イ・ヨンホ)外相が総会の舞台に立った。しかし2019年の「ハノイ・ノーディール」後から昨年までは高官級代表団を派遣しなかった。
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