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欧州に恐怖をもたらした「500ドルドローン」…ロシア「我々は知らない、ウクライナの自作劇」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

デンマークのボルフ保安情報局(PET)局長(左から)、ヒルドガード国防相、アレンキエル国防情報局長が25日(現地時間)、コペンハーゲン警察庁で、空港と軍事施設に最近出没したドローンに関連して記者会見をしている。 [EPA=聯合ニュース]

最近欧州各地で正体不明のドローンが出没している。ドローン発射の背後としてロシアが注目され、ドローン恐怖が欧州に広まっている。従来の防空網がロシア産の安価なドローンにも突破されるという懸念が強まっているからだ。

27日(現地時間)のAP通信などによると、デンマークとノルウェーの軍事施設で正体不明のドローンが現れた。デンマーク国防省は前日夜からこの日未明までスクリュズストロプ空軍基地など軍事施設付近でドローンの活動が捕捉されたと明らかにした。デンマーク最大軍事施設のカーロプ空軍基地の上空でもドローンが目撃された。この日、ノルウェー当局もF-35戦闘機が配備されたオーランド空軍基地付近でドローンが何度か観測されたと明らかにした。


フィンランドでも北部ロヴァニエミの発電所上空で先週末ドローンが目撃されたと、公営放送イーレが報じた。ロシアから比較的遠いフランス北西部ムールムロン・ル・グラン基地では22日にドローンが出没し、保安警報が発令された。この基地はフランス501機甲連隊が駐留し、ウクライナ軍が訓練もするところだ。


◆「心理戦」の疑いに…ロシア「ウクライナの自作劇」

欧州各国は10日、ポーランドでロシアのドローンが侵犯した後、相次いで不審なドローンが発見されたと発表した。これらの国はロシアが欧州の防空体系を刺激する心理戦のハイブリッド戦術をしていると疑った。

しかしロシアは関連主張をすべて否認した。ロシア外務省はこうした主張が欧州の「ヒステリー」であり、不安感を形成して国防費支出を増やそうとする術策だと反発した。ロシア外務省のマスレニコフ欧州局長は「欧州連合(EU)が社会・経済的安定を害し、国民の生活レベルを低めながら、軍事費支出の必要性を大衆に説得している」とリアノーボスティ通信に話した。

ロシアはウクライナの自作劇疑惑も提起した。ウクライナが撃墜したロシアのドローンを修理した後、ポーランドやルーマニアなどに飛ばす工作をしていると主張しながらだ。ロシア外務省のザハロワ報道官は「ウクライナがロシアと北大西洋条約機構(NATO)の戦争の名分を作るために自分たちの『グライヴィッツ事件』を準備中」と話した。

◆安価なドローンが活発…NATO戦力強化へ

ドローンの脅威を強まっているが、欧州の防空網はこうした攻撃に脆弱だという指摘が出る。これに先立ちポーランド軍とNATOはポーランド領空に侵入したロシアのドローンを撃退するためステルス機まで投入したが、一部の撃墜だけが成功した。ポーランドに侵入したロシアのドローンの機種はゲルベラで、1機あたりの価格が500ドル(約75万円)~2000ドルにすぎない。

ロイター通信はこの日、NATOが最近デンマークなど欧州各国で出没したドローンに対応するためバルト海の戦力を強化したと報じた。NATOは声明で「バルト海地域に新しい多領域資産を投入し、はるかに強化された警戒任務を遂行する」とし、ここには防空護衛艦最小1隻と情報・監視・偵察(ISR)資産が含まれると明らかにした。

一方、28日未明、ロシアがドローンとミサイルを動員し、ウクライナの大規模攻撃を敢行したと、ロイターが伝えた。ウクライナ当局は今回の攻撃で12歳の少女を含む少なくとも3人が死亡、9人が負傷したと明らかにした。



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