IMF韓国ミッション団のアナンド団長が24日にソウルで2025年IMF年次協議結果の会見をしている。[写真 聯合ニュース]
韓国企画財政部によると、IMF韓国ミッション団は11日から2週間にわたり進めた年次協議の結果、今年の成長率見通しを0.1ポイント高め、韓国政府と韓国銀行の公式見通しと同じ0.9%と提示した。来年の成長見通しは7月と同じ1.8%を維持した。今回の数値は来月発表されるIMFの公式経済見通しに反映される予定だ。
IMF韓国ミッション団のラフル・アナンド団長は発表文で「緩和的な財政・通貨政策のおかげで国内需要が次第に回復しており、半導体輸出好調が他の輸出減少を相殺して今年の成長率は0.9%に達するだろう」と明らかにした。また「来年には政策効果本格化と不確実性緩和、ベース効果などによりGDPが1.8%成長するだろう」と予想した。
IMFはインフレが来年まで目標値である2%付近にとどまるとしながらも、不確実性が依然として大きく下方リスクが優勢だと診断した。また、韓国政府が家計向け貸付増加抑制と不良不動産プロジェクトファイナンス(PF)問題に先制的に対応した点を肯定的に評価した。
ただしIMFは短期的政策成果とは別個に構造改革と財政健全化の必要性を強調した。アナンド団長は「潜在成長率向上に向け中小企業と大企業間の生産性格差解消、人工知能(AI)大転換のリスク管理と革新活用が必要だ」と話した。続けて「年金改革、財政収入拡充、支出効率化などで長期財政支出圧力に対応する余力を確保しなければならない」と提言した。
IMFはまた、信頼可能な中期財政目標を設定する「財政アンカー」の導入が長期的な財政持続の可能性確保に助けになるだろうと付け加えた。
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