23日(現地時間)、米ニューヨーク国連本部でグテーレス事務総長と握手する李在明大統領 キム・ヒョンドン記者
李大統領は「韓半島の平和と安保は国際社会全体の平和安保とも関連している」とし「葛藤と対立を越えて対話と協力に進めるよう国連が支援してほしい」と述べた。
これに対しグテーレス事務総長は「国連は韓国政府と連帯と協力を強化していく」とし「韓国政府の対北朝鮮政策は賢明な接近であり、積極的に支持・支援する」と約束した。
これに先立ち李大統領はこの日、国連総会で基調演説を行い、韓半島平和問題の解決策として「交流(Exchange)、関係正常化(Normalization)、非核化(Denuclearization)」を骨子とする「ENDイニシアチブ」を提示した。
また李大統領は「国際社会の対立と葛藤が深刻化し、紛争までが拡大する状況で、国連の役割がいつよりも重要だ」と述べた。そして「力がある我々の人材の国際機関進出がより一層拡大するよう事務総長が関心を持ってほしい」と伝えた。
これに対しグテーレス事務総長は「国際社会が分裂した状況で、韓国政府が国連で賢明で均衡が取れた声を出しながら重要な寄与をしている」とし「人道支援、持続可能な発展目標(SDGs)達成、人権、ガザおよびウクライナなど主要懸案への対応で韓国は信頼を受けるパートナー」と話した。
李大統領はこの日、ウズベキスタンとチェコの大統領とも順に首脳会談を持った。ウズベキスタンのミルジヨエフン大統領との会談で、李大統領は「豊富な鉱物資源と域内最大の人口で高い成長潜在力を持つウズベキスタンと、優秀な技術力を持つ韓国が経済協力を拡大していくことを望む」と述べた。また「両国が交通・インフラをはじめ核心鉱物などサプライチェーン分野で実質的な協力を拡大していけば、大きなシナジー効果を出せるだろう」と強調した。
李大統領はチェコのパヴェル大統領との会談では「今年は韓国・チェコ修交35周年、戦略的パートナー関係樹立10周年となる意味深い年であり、その間、両国関係が驚くほど発展してきたことをうれしく思う」とし「両国間の協力が原子力発電所を越え、半導体、電気自動車、防衛産業などに拡大し、互恵的に発展することを期待する」と話した。パーヴェル大統領は6月、チェコ・ドコバニ新規原発建設最終契約が締結されたことに言及しながら「機会があれば訪韓したい」と伝えた。
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