中国が製作したJ15T戦闘機が中国3隻目の空母となる「福建」から電子式カタパルトを利用して離陸している。中国国営メディアは23日、就役を控えた福建でJ35、J15T、KJ600が電磁気カタパルトを利用した離着艦試験を実施したとして訓練映像を公開した。[写真 新華社通信]
人民日報はこの日「中国の空母発展過程でまた新たな突破口を設け、海軍のアップグレード建設で道しるべ的な意味を持つ」と評価した。
中国中央テレビは22日夕方のメインニュースでJ35、J15T、KJ600艦載機がそれぞれ離着艦する映像を1分50秒にわたって公開し、遠洋海軍建設を完了したと誇示した。中央テレビは「この数年間海軍艦載航空事業発展が加速化し単一機体からシステムへ、海岸基地から艦上基地へ、スキー滑降式から電磁気発射式へ、飛行可能から戦闘可能へ、飛躍的発展を成し遂げた」と自評した。
解放軍報はこの日、1面に艦載機3種類の離着艦写真をそれぞれ掲載し、「空母のアイランドから見下ろすと電磁気カタパルトの軌道が日光に冷たく光っていた。離陸補助兵士のすばやい手ぶりにより各類型の艦載機がまるで弓から発射される矢のように空に飛び立った」と訓練場面を描写した。
新聞は「福建は2024年5月の初の海上試験後、計画により体系的に海上試験を進行し、各種装備の試運転と全般的な作戦安定性試験を順調に進めている」として正式就役が近付いていることを示唆した。
中国海軍航空大学の韓維教授は「海空司令部と呼ばれるKJ600が空母で離着艦に成功したのは遠洋早期警報指揮チェーンを再構成するだけでなく空母編隊が関連海域に対する統制を段階的存在から持続的掌握に転換したことを意味する」と国営新華社通信に明らかにした。これは中国空母編隊の空中防衛範囲と打撃範囲が大々的に拡張され、攻撃と防衛能力を大幅にアップグレードしたという意味と解説される。
台湾メディアは福建が名前と違い台湾を管轄する東部戦区ではなく南シナ海を作戦範囲とする南部戦区海軍に就役すると予想した。台湾紙の聯合報は最近「福建が南シナ海艦隊に就役する場合、バシー海峡を通過し西太平洋に進出し、接近阻止・領域拒否(A2/AD)体系を構築して台湾攻撃時の米海軍の接近を防ぎ、インド洋に速やかに移動してマラッカ海峡を確保することにより米国の貿易遮断から防衛するだろう」と分析した。
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