韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領が19日、ソウル麻浦(マポ)のクルムアレ小劇場で開かれた「2030青年疎通・共感トークコンサート」でメモを見ている。大統領室写真記者団
李大統領はこの日、「少子化による兵力難」問題を指摘したあるメディアの記事を共有し、「強力な自主国防の道を切り開きます」と題する文章を掲載した。李大統領はこの中で「常備兵力の数で勝負が決まる戦争は過去のもの」とした。続けて「我が国の年間国防費は北朝鮮の国内総生産の約1.4倍であり、世界軍事力5位を誇り、経済力では北朝鮮の数十倍に達し、人口も2倍を超える」とし「重要なのは、このような軍事力、国防力、国力を持ちながらも、外国軍隊がなければ自主国防は不可能だと考える一部の屈従的思考だ」と記した。
これに対し野党は反発した。国民の力所属の成一鍾(ソン・イルジョン)はフェイスブックに「韓米同盟を壊そうという話にしか理解することができない」とし「北朝鮮は決定的に非対称戦力である『核兵器』を持っている。韓米同盟なしで北朝鮮の核を抑止できるのか」と反駁した。続けて「核の前で経済力や優れた在来式兵器が何の役に立つのか」とし「大統領が言う自主国防という言葉は聞こえはいいが感性的であり、北朝鮮が核を持っているという現実には無感覚だ」とした。また「今日の大韓民国の繁栄は韓米同盟を基礎としてきたし、これからも韓米同盟を中心に進むべきだ」と強調した。
同じ党の金鐘赫(キム・ジョンヒョク)元最高委員も「大韓民国に他の外国軍隊はないから、在韓米軍を指摘しているのだ。在韓米軍の存在自体が屈従的だということ」とし「北朝鮮が核ミサイルを発射して在韓米軍数万人が犠牲になれば、米国は黙ってはいないと北朝鮮は知っているからこそ、我々はその高額な駐屯費用を負担しながら在韓米軍を引き留めている。これが屈従的なのか」と反論した。
これに対して大統領室関係者は「自主国防に関する李大統領の従来の持論だ」とし「特に(米国など)何かを対象とした発言というよりは、スマートに軍を再編していかなければならないという意味だ」と説明した。
李大統領は2022年8月、国会国防委員会で李鐘燮(イ・ジョンソプ)当時国防部長官に「今でも米軍がなければ北朝鮮の戦力に押され、負けると思うのか」と質問した。当時、李長官が「北朝鮮の核まで考慮すれば深刻に考えなければならない」と答えると、李大統領は「核は除外すべきだ。今は十分に大韓民国の戦費水準が(北朝鮮に)対応できる。外国軍に依存しなくても自主国防は可能だ」と主張していた。
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