「2025現代車CEOインベスターデー」で故鄭周永(チョン・ジュヨン)創業会長を背景に発表するホセ・ムニョス現代車代表取締役社長 [写真 現代車]
現代車は18日(現地時間)、米ニューヨークのマンハッタンで開催された「2025CEOインベスターデー」で投資家とアナリストにこうした内容の中長期戦略および投資計画を発表した。現代車が2019年にCEOインベスターデーを始めて以降、海外で開いたのは今回が初めて。ホセ・ムニョス現代車社長は「現代車はグローバル販売拡大および生産拠点の確保、多角化したポートフォリオ、現地化した運営体系、系列社のシナジーなどを基礎にグローバル自動車グループトップ3に入った」とし「不確実性の時期をまた迎えたが、過去の経験のようにまた危機を克服し、変化を主導する未来モビリティー会社に生まれ変わる」と述べた。
現代車電動化戦略の核心はハイブリッド車だ。2030年までに計18以上のハイブリッドモデルを公開する予定だ。来年は高級車ブランド「ジェネシス」の初の後輪基盤ハイブリッドモデルも販売する。このほか合理的な価格帯のエントリー級ハイブリッドカー開発も共に推進している。
現代車は2027年の走行距離延長型電気自動車(EREV)モデル販売も予告した。EREVは内燃機関エンジンで電気を生産してバッテリーを充電する方式で、1回の充電で900キロ以上の長距離走行ができ「中間段階の電気自動車」として注目されている。従来の電気自動車よりバッテリー容量が小さく価格競争力も高いという評価だ。水素自動車も現代車は6月の第2世代ネッソ販売以降、後続モデルを開発中で、商用車と乗用車の水素ラインナップを拡大する方針だ。
グローバル販売台数を555万台まで増やすには生産インフラの拡充が必要だ。現代車は米ジョージア州工場(HMGMA)の年間生産能力を現在の30万台から2028年までに50万台規模に拡大する計画だ。準備中のインド・プネー工場(25万台)と蔚山(ウルサン)新工場(20万台)が共に稼働すれば、2030年までに現在(年間約450万台)より120万台多く生産できる。特に蔚山新工場は人工知能(AI)品質検査やロボティクス自動化などスマートファクトリー技術が導入され、電気自動車生産の核心基地の役割をする。
現代車は北米市場で関税負担と補助金制限という二重の規制を乗り越えるために現地化を強化するとも明らかにした。核心はGMとの協業だ。現代車とGMは計5種の車両を共同開発している。中型ピックアップトラック、小型SUV、電気商用バンなどが含まれ、一部のモデルは2028年から北米で生産される。生産・販売規模は年間80万台以上と見込まれる。
2030年に555万台の販売目標達成のため、現代車は2026年から5年間に77兆3000億ウォン(約8兆2370億円)を投資する。研究開発に30兆9000億ウォン、設備投資に38兆3000億ウォン、戦略投資に8兆1000億ウォン規模だ。昨年8.1%だった連結営業利益率は2030年までに8~9%線に高めると明らかにした。株主還元のために配当金は1株あたり1万ウォン以上、総株主還元率(TSR)は最低35%を維持する方針だ。
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