ドナルド・トランプ米国政府のマルコ・ルビオ国務長官は、右派の青年活動家であるチャーリー・カーク氏の死を喜ぶ外国人を追放するための手続きを進めていると明らかにした。




ルビオ長官は9月15日（現地時間）、ソーシャルメディアX（旧ツイッター）に「米国同僚市民の死を祝う外国人を受け入れることはない」と記した。


さらに「ビザ取り消しが進行している」とし、「あなたがビザを取得し米国に来て、政治的な人物の公開暗殺に歓呼しているのであれば、追放される準備をしておくがいい」と警告した。

ルビオ長官は同日放送されたフォックスニュースのインタビューでも、「米国に来て政治的な人物の殺害、処刑、暗殺を祝うような行為をする者にビザを与えるべきではない」とし、「もしすでに米国にいるなら、われわれは彼らのビザを取り消さなければならない」と述べた。

続けて「ビザとはあなたが米国を訪れる人間であることを意味する」とし、「われわれは否定的で破壊的な行動に介入することになる人々を米国に招き入れるつもりはない」と付け加えた。

トランプ政府の主要人物やMAGA（Make America Great Again）支持者たちは、右派陣営で影響力の大きいカーク氏が10日に殺害されると、それを「左派過激主義勢力」の仕業とみなし、カーク氏の死を肯定的に評価した者たちを痛烈に非難して報復を示唆してきた。

一方、進歩（リベラル）陣営では、カーク氏が生前に白人優越主義的な主張とともに相手陣営への憎悪をあおってきたと指摘している。